第3回 生徒会日誌 ~人権を考える日~
木々の葉も少しずつ色づき始め、秋の深まり感じるこの頃、三年生では、続々と進路が決まり、残りの学校生活で何をするかを模索する人が増えてきました。
発売されたゲームを友達と楽しむ者、就職に当たって必要になる資格の勉強をする者など様々です。
さて、大津キャンパスでは毎月、生徒たちに人権について考えてもらうための「人権を考える日」というものがあります。
今回は、10月24日に「結婚差別」というテーマで人権委員会によって放送された内容について紹介します。
結婚差別は、今すぐには僕たちには関係のないと思うかもしれない話ですが、いずれ訪れるかもしれないことです。
内容は、中学校3年生になる女の子が学校の人権学習や自分の家庭を通して結婚差別について深く考えるようになるというものです。
彼女は話の中で、自分の親が差別意識を持っていることを述べ、さらに「『心から幸せといえる結婚をして欲しい』といってくれるように、親や周囲の人たちに自分が学んだことを語り、説得していきたいと思います。 そしてそれが叶ったとき、私自身も私の家族や周囲の人々も説得でき。本当の幸せをつかみとることができるのだと思います。」と自らの強い思いを述べていました。
中学生がこれほど強く意思を持ち行動ができるのであれば、私たち高校生は今までの学習を通し、学校全体で差別問題の解決に取り組まなくてはいけないのではないかと考えました。
この話以外にも私たちは「人権を考える日」を通して様々な視点から人権について考え、意見を交換し、人権問題についての知識を深めています。
放送の様子