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2017/04/11

入学式

Tweet ThisSend to Facebook | by:中田 寛志

玄関に置かれた桜・生け花
式 辞
  「春風や闘志いだきて丘に立つ」の句が、皆さんの心に映し出されるようであり、春の訪れとともに草花も一斉に咲き出し、生きるものすべてに生命の息吹がみなぎる希望の季節を迎える中、本日ここに、平成29年度徳島県立鳴門渦潮高等学校の入学式を挙行できることは誠に大きな喜びであります。


  ただ今、入学を許可いたしましたスポーツ科学科60名、総合学科175名の新入生の皆さん、保護者の皆様、ご入学おめでとうございます。皆さんの入学を教職員並びに在校生とともに、心から歓迎いたします。また、本日は、高田初江PTA副会長様をはじめ、PTA役員の方々、ご参列いただきました保護者の皆様方には厚く御礼申し上げます。 


 本校は徳島県立鳴門第一高等学校と鳴門市立鳴門工業高等学校の2校が再編・統合し、平成24年に四国で唯一のスポーツ科学科、県内で一番多い系列を持つ総合学科を設置する高等学校として開校しました。両校の歴史と伝統を継承し、先輩方の思いを繋ぎ現在に至っています。本校の校訓「自主・至誠・躍進」の「自主」は、鳴門第一高等学校から、「至誠」は鳴門工業高校から受け継いだものです。


 撫養と大津の2つのキャンパスも新校舎に統合され3年目を迎える今年は、不易と流行を融合させながら「地域と人に信頼される人財を育成する学校」を目指し、新しい校風を作り上げているところです。本校には「スポーツ科学科」のスポーツ・リーディングハイスクールとしての使命、「総合学科」の地域創世に貢献できる生徒を育成する使命、また、現在工事中である防潮堤や避難場所機能を持つ地域防災の拠点としての使命などがあります。その使命を果たすためにも、スポーツを通じた人格形成を基本に競技力の向上を目指し、職業人や地域の人々との交流を通して職業観や人生観を養い、将来「郷土や母校に誇りを持って、心豊かな人生を送る」ことができるよう教育活動を推進しています。


 入学生の皆さんも、この渦潮高校で我々教職員や先輩たちとともに切磋琢磨しなが
ら新生渦潮高校を創っていきましょう。そのための環境は十分整っていると思います。スポーツや勉強の学びの環境もあり、情熱ある教職員がいます。やるかやらないかは、自分の心にかかっています。皆さんのこれからは、皆さん自身の志と行動によって夢や希望ある将来が切り拓かれていきます。どうか、そのためにも「自らを知り、自ら行動する」ことを大切にしてください。「無知の知」という言葉があります。自らを知ると言うことは、自分が知らないことを知るということです。そして、いろいろな場面での自分の立ち位置を客観的に把握してください。己を知り、良いと思ったことは「恐れず、怯まず、侮らず」チャレンジしてください。結果的に、うまくいくこともそうでないこともあると思います。しかし、その経験が必ず皆さんを成長させてくれます。傍観したり評論するだけでは人間的に成長しません。常に当事者意識を持って、前向きに努力を続ける人が信頼されます。「自らを知り、自ら行動する」そういう人になってほしいと思います。


 さあ、新緑の時を迎えました。お互いを思いやり、この鳴門渦潮高校の校訓「自主・至誠・躍進」のごとく自ら行動し、誠を貫き、いきいきと元気に自分の可能性を信じて進んでいきましょう。毎日の授業は、大切にしてください。わからなかったことがわかる喜びを味わうことができます。学ぶことは、何事にも通じます。部活動やボランティア活動、地域貢献活動にも積極的に参加し、学ぶことを経験してください。友と共に青春の汗を、涙を流すことがどれだけ尊いかもわかります。
あきらめずに、取り組む姿勢が、必ずあなたの将来の心の宝物になると思います。
 
 3年後の卒業式では、皆さん全員が今以上に鳴門渦潮高校への誇りと愛着が持てるように、我々教職員も誠心誠意関わっていきます。皆さんも3年後の自立心のある成長した自分を想像して、これからも毎日を大切に送ってください。


 終わりになりましたが、お子様の成長のためには、教職員と保護者の連携が重要なことは言うまでもありません。保護者の皆様におかれましても本校の教育活動にご理解とご協力を賜りますようお願いして式辞といたします。    

                    平成29年4月10日
                          徳島県立鳴門渦潮高等学校長                                           中田  寛志


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