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2018/04/10

平成30年度入学式

Tweet ThisSend to Facebook | by:H.nakata

入学式の花
式 辞
   桜前線の早い訪れとともに、草花も一斉に咲き出し、生きるものすべてに生命の息吹がみなぎる希望の季節を迎える中、本日ここに、平成30年度徳島県立鳴門渦潮高等学校の入学式を挙行できることは誠に大きな喜びであります。

 
  ただ今、入学を許可いたしましたスポーツ科学科60名、総合学科165名、計225名の新入生の皆さん、保護者の皆様、ご入学おめでとうございます。皆さんの入学を教職員並びに在校生とともに、心から歓迎いたします。また、川本優子PTA会長様をはじめPTAの方々や保護者の皆様方には厚く御礼申し上げます。 


 本校は徳島県立鳴門第一高等学校と鳴門市立鳴門工業高等学校の2校が再編・統合し、平成24年に四国で唯一のスポーツ科学科、県内で一番多い系列を持つ総合学科を設置する高等学校として開校しました。本校の校訓「自主・至誠・躍進」の「自主」は、鳴門第一高等学校から、「至誠」は鳴門工業高校から受け継ぎ、自分の可能性を信じて前進・躍進していくようにと「躍進」を加えました。両校の歴史と伝統を継承し、2つの学科の特色を生かすとともに、期待される3つの使命に責任とやりがいを感じながら教育活動を推進しています。1つめの使命は、徳島県のスポーツ・リーディングハイスクールとしての使命です。県の競技力の向上とスポーツを通じた人材育成を行っています。昨年は、開校以来の目標であった日本一のアスリート輩出ということを、陸上競技の円盤投女子の髙木智帆さんが果たしてくれました。2つめは、グローバルな視点を持った地域に貢献できる生徒を育成する使命です。国際交流や地域社会との交流を通じて視野の広い人材を育成しています。昨年は、今までのキャリア教育を評価していただき「文部科学大臣表彰」を受賞することもできました。3つめは、地域の防災拠点としての使命があります。避難所としての機能を最大限に生かし、防災クラブや生徒会役員が周辺地域の人たちと協働で、防災・減災活動に取り組んでいます。


 本館管理棟が完成して4年目、単独寮としての「躍進寮」が新設されて3年目となり、昨年度末には、野球場、部室、防潮堤、植栽などが整備されました。私たちは、私たちの学校の環境整備に、県が多大な尽力をしてくれていることに感謝するとともに、それに伴う責任・使命も果たさねばなりません。使命とは、他校にはない本校の強みでもあり、そのことを意識して弛まぬ努力を重ねることが誇りにも繋がります。どうか、入学生の皆さんも、このことをしっかり自覚してともに鳴門渦潮高校を創っていくことに積極的に参加してください。


 本校には、スポーツや勉強の学びの環境が十分にあり、情熱ある教職員がたくさんいます。やるかやらないか、今までの自分と変わるか変わらないかは、皆さん自身の心にかかっています。「自らを知り、自ら行動する」ことを大切にしてください。自らを知ると言うことは、自分が知らないことを知り、学ぶということです。そして、いろいろな場面での自分の立ち位置を客観的に把握してください。己を知り、良いと思ったことは「恐れず、怯まず、侮らず」チャレンジしてください。結果的に、うまくいくこともそうでないこともあると思いますが、その経験が、皆さんを必ず成長させてくれます。傍観したり評論するだけでは人間的に絶対に成長しません。失敗を恐れない勇気を持って、まず、一歩を踏み出してみてください。
 
 さあ、これから高校生活が始まります。大きな夢を心に描き、お互いを思いやり、この鳴門渦潮高校の校訓「自主・至誠・躍進」のごとく自ら行動し、誠を貫き、自分の可能性を信じて躍進してほしいと思います。学ぶために、成長するために、皆さんは学校へ来ています。毎日の授業、部活動、ボランティア活動や地域貢献活動にも積極的に参加してださい。友と共に青春の汗や涙を流すことが、どれだけすばらしく尊いかもわかります。
  
 3年後の皆さんが、心身共に大きく成長し、鳴門渦潮高校に誇りと愛着を持って巣立っていくためにも、私たち教職員は、誠心誠意、関わっていきます。皆さんも3年後の成長した自分を想像して、これからの毎日を大切に送ってください。


 終わりになりましたが、お子様の成長のためには、教職員と保護者、地域の方々、周りの大人の理解と協力が大切であると考えております。保護者の皆様におかれましても、本校の教育活動に格別のご理解とご協力を賜りますようお願いして式辞といたします。    
                    平成30年4月9日
                          徳島県立鳴門渦潮高等学校長                                           中田  寛志


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