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2017/07/05

四国総体壮行会

Tweet ThisSend to Facebook | by:H.nakata

バトンを繋ぐ
 皆さん、こんにちは。
 本日ここに参集している四国大会壮行会に9つの部活動の皆さんと、先日の県フットサル大会で優勝して四国大会出場を決めた男子サッカー部のみなさん、おめでとうございます。渦潮高校開校以来、四国大会出場の部数は一番多いようです。皆さんの日頃の練習の成果が形として表れて大変うれしく思います。


 県総体を応援に行った会場で、いろんな場面に出会いました。私自身が高校生だった頃の約40年前も、今も変わらない勝っても負けても味わっている感動の場面を見て、私自身懐かしくもあり、多くの感激もさせてもらいました。人工知能などのIT分野がいくら発展しても変わらない人が元来持っているとても大切な「情熱やひたむきさ」、「愛情や我慢」、「意志の強さ」など素晴らしいものを見た気がしました。本当にありがとうございました。

 今日は、その総体での一場面を紹介します。それは、鳴門・大塚スポーツパークの陸上競技最終日のことです。女子4×400mリレーが始まるまでは、その時点で鳴門高校女子と同点でした。本校男子は、すでに総合優勝を決めていましたが、女子の総合優勝はこのレースに勝ったほうが総合優勝という状況です。本校の女子は、プレッシャーを感じさせない見事な走りで勝ちきり、男女総合優勝を果たした瞬間は、私だけでなく会場は大きな興奮に包まれていました。必死でバトンを繋ぎ走っている勇敢な姿に多くの観衆が感動していました。


 その女子のレースの後に行われた男子の4×400mリレーでは、惜しくも7位という結果に終わりました。トータルで総合優勝できたのだから本当に良かったなと思いながら帰ろうとしていた時、先ほどの総合優勝を決めたリレーのメンバーにちょうど会った時のことです。私は、嬉しくて近寄っていき声をかけようとしましたが、みんな下を向いて元気がありません。泣いている子もいます。みんな喜んでいると思ったのに。


 私は、なぜそこまで落ち込んでいるのかわかりませんでした。
 数少ない会話の様子から、それは、自分たちの勝った喜びより男子も6位以内に入って一緒に四国総体に行きたかったのがわかりました。その後に会った部員たちも、みんな同じようにうなだれていました。


 勝った喜びより、友やチームを思う、そんな気持ちを持って戦っている「チーム渦潮」として選手たちを思うと心の底から、嬉しく思い感激しました。そして、大切なことを教わりました。


 四国大会に出場の皆さん。学校の代表、県の代表として自分のためだけでなくチームや友、人のためにも実力を出し切って戦ってきてください。皆さんの健闘を祈っております。

 P.S. 男子4×400mリレーは、レース後に他校の失格があり6位になり四国大会    
    出場となりました。                                                                                       (H29.6.13)      


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