7月15日(水)、本校にて教職員および全校生徒を対象とした「生命(いのち)の安全教育」に関する講演会を開催いたしました。
講師には弁護士の 永本 能子 氏 をお招きし、昨今大きな社会問題となっている性暴力や性犯罪について、「加害者・被害者・傍観者にならない」ために必要な知識や心構えをご講演いただきました。
昨今、大きな社会問題となっている性暴力や性犯罪。これらを「加害者にも、被害者にも、傍観者にもならない」ために、学校現場でどのような教育や取り組みが必要とされているのか――。今回は、その背景や現状、そして多様化する性被害の実態について深く踏み込んだ講義が行われました。
「生命(いのち)の安全教育」が求められる背景
「生命(いのち)の安全教育」という言葉は、近年の政府方針や文部科学省の取り組みを通じて急速に認知されるようになりました。
講義では、2020年に内閣府から示された「性犯罪・性暴力対策の強化の方針」が紹介されました。この方針では、「性暴力の加害者・被害者・傍観者にならないよう、学校教育がより大きな役割を果たしていく必要がある」と明記されています。これを受け、文部科学省でも手引きが作成され、全国的に取り組みが広がっています。
徳島県内においても、阿南市や上板町、阿波市などの小中学校での実施を経て、今年度は渦潮高校が指定校(モデル校)として取り組みを推進しています。
日常に潜む多様な「性暴力」の実態
講演の中では、「性暴力・性犯罪」とは具体的にどのようなものを指すのかについて、参加者が手元の用紙に書き出すワークショップを交えながら解説が進められました。
直接的な体に触れる行為だけでなく、触れない行為、さらにはインターネットを介した悪質なトラブルまで、性暴力の形態は多岐にわたります。
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直接体に触れる行為
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直接触れない行為
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SNS・インターネット上のトラブル
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身近な関係性における被害
講師からは、「本人が望んでいない性的な言動や行為は、すべて性暴力になり得る」という重要な共通認識が示されました。
深刻化するDV・ストーカー被害と子どもたちの現状
講義後半では、警察庁などの統計データをもとに、DV(配偶者・パートナーからの暴力)やストーカー被害の現状が共有されました。
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DV・デートDVの深刻化 相談件数は年々増加傾向にあり、潜在的な被害(暗数)も含めると膨大な数に上ると見られています。中高生や10代~20代といった若年層における「デートDV」被害も深刻な問題です。
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ストーカー被害の若年化 ストーカーの相談・被害件数も高い水準で推移しており、被害者の多くが10代・20代の若年層です。交際相手や元交際相手、近しい知人からの被害が大半を占めています。
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子どもに対する性被害 18歳未満の子どもが被害に遭うケースでは、「知らない人」からよりも「知っている人・身近な人」からの被害が多いというショッキングなデータも紹介されました。また、被害者の年齢が0〜12歳の幼少期に及ぶケースもあり、自ら抵抗や訴えができない子どもたちをどう守るかが大きな課題となっています。
私たちが今、できること
講演の最後には、性被害や性暴力の問題は決して「他人事」ではなく、誰もが当事者やその身近な存在になり得るという認識を持つことの大切さが語られました。
被害に直面したときに一人で抱え込まず、信頼できる大人や専門の相談機関へつなぐこと。そして、自分や相手の「からだ」と「心」の権利を尊重し合う関係性を築くこと――。
渦潮高校での今回の講演会は、生徒や教職員一人ひとりが「生命の安全教育」の重要性を深く認識し、今後の身を守る行動や支援について考える貴重な機会となりました。
7月27日(日)、徳島県立鳥居記念館にて開催された「フィールドワーク・ガイダンス」に本校生徒が参加いたしました。


五感をフルに活用し、現場から学ぶ
今回のガイダンスでは、「自ら疑問を持ち、現場に足を運んで観察することの大切さ」を学びました。単に知識を暗記するのではなく、五感を研ぎ澄ませて記録する——。鳥居龍蔵博士が生涯大切にされた研究の精神は、私たちが日常の地域生活を見つめ直す上でも大きなヒントとなります。
講義を受けた後は、学んだ技法を実践するフィールドワークへと移りました。生徒たちはフィールドノートを手に、館内の展示エリアの観察に取り組みました。
鳥居博士が現地で収集した貴重な研究資料をはじめ、昆虫標本や伝統的な民俗衣装など、館内には多岐にわたる展示が並んでいます。生徒たちは「なぜここにあるのか」「どのような背景があるのか」といった問いを掲げながらじっくり観察し、見慣れていた展示から新たな学びや深みのある発見を得ることができました。
徳島大学先端酵素学研究所にて開催された「令和8年度 高校生向け 遺伝子組換え実験講習会」に、本校から生徒2名(および引率教員)が参加いたしました。




遺伝子情報解析(毛根からDNA抽出) 遺伝子組替え実験結果(発光する大腸菌)
この講習会は7月23日24日の2日間、高校生が最先端の生命科学分野に対する興味・関心を深め、適切な安全管理のもとで遺伝子組換え技術の基礎と実技を学ぶことを目的として毎年実施されているものです。
講習会では、大学の専門的な研究用設備や器具を使用し、普段の高校の授業では体験できない本格的なバイオテクノロジー実験に取り組みました。
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講義・安全教育
遺伝子組換え技術の原理や社会での応用例だけでなく、カルタヘナ法に基づく実験の安全管理や生命倫理についてしっかりと学びました。
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実験実習(遺伝子導入と観察)
クラゲの蛍光タンパク質(GFP)を大腸菌に導入して,発光する大腸菌を作る「遺伝子組替え実験や,自分の毛根からDNAを抽出し,アルコール耐性遺伝子の有無を調べる「遺伝子情報解析実験」を行いました。
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大学の研究環境への触れ合い
先端酵素学研究所の研究棟を訪れ、大学の研究者やTA(ティーチング・アシスタント)の学生の皆さんから直接指導を受ける大変貴重な機会となりました。
💬 参加生徒の感想・振り返り
「教科書でしか見たことがなかった『遺伝子組換え』の実験を自分の手で行うことができ、とても感動しました。微量を扱うマイクロピペットの操作など最初は緊張しましたが、大腸菌が緑色に光った瞬間は大きな達成感がありました。将来、生命科学や医療分野の研究に進みたいという気持ちがより一層強くなりました!」
本校では、生徒の「もっと知りたい」「挑戦したい」という探究心を応援するため、外部機関や大学と連携した高度な学習プログラムへの参加を積極的に後押ししています。
ご指導いただいた徳島大学先端酵素学研究所の教授陣の皆様、スタッフの皆様に心より感謝申し上げます。
総合学科2年の情報通信系列(工業科目を学ぶ系列)の生徒が、1月27日、28日の2日間、ガス溶接技能講習を受講しました。
2日目の実技では、初めての溶接や溶断をしました。バーナーの熱さを感じながら、多くの経験が出来ました。






12月19日(金)に、令和7年度 課題研究発表会を実施しました。今年度は感染症拡大防止のため、一部対面で実施し、主にはオンラインで各クラスへ配信する形で実施しました。
3年生のクラス代表者6名による課題研究発表会と、昨年度インターンシップ参加の代表1名、昨年度の「産業社会と人間」の発表で最優秀の1組の計11名が発表を行いました。
どの発表者も時間をかけてスライドの準備や発表の練習していることが伝わりました。着眼点が面白く、聞き手の立場に立って、どうしたら興味をもってくれるのか、発表内容や話し方にも工夫がみられ、非常に見応えがありました。学校運営協議会委員の4名の方々からとても良い評価を頂きました。人前で話をする難しさや楽しさを感じることができ、また、来年発表する後輩たちに良い刺激を与えるような発表になりました。
令和7年5月26日(月)13:30から地震及び津波想定した避難訓練が行われました。
全校生徒屋上及び4階ホールに避難し、その後鳴門市消防の協力のもと、起震車や消火訓練を行いました。
2、3年生は体育館にて防災に関する講義を受けました。

令和7年度 生徒総会開催
期日
令和7年5月27日(金)
議事内容
(1)令和7年度予算計画
(2)令和7年度部活動予算
(3)専門委員会年間計画
(1)~(3)の内容については議案のとおり承認されました。


令和7年5月27日(火)に大会に参加する選手の壮行会が行われ、各競技ごとに決意のことばを述べました。
大会は一部の競技を除いて5月30(金)から行われます。

令和7年度入学式が行われ、スポーツ科学科60名、総合学科120名合計180名が入学しました。

