≪競技結果≫
■予 選(4射3中で通過)
[女子]
明松凜:皆中、乾:1中、竹口絵:3中、小林:2中、田渕:2中、長村:3中
※明松凜、竹口絵、長村が準決勝へ!!
[男子]
明松蓮:皆中、山﨑世:3中、大屋敷:2中、木内:残念、山内:3中、島田:3中、山﨑結:1中、
藤田:2中、平田:2中、足立:1中、上西:1中、宮本:1中、竹口誠:2中、板東:2中
※明松蓮、山﨑世、山内、島田が準決勝へ!!
■準決勝(4射3中で通過)
[女子]
明松凜:2中、竹口絵:2中、長村:1中
[男子]
明松蓮:皆中、山﨑世:3中、山内:3中、島田:2中
※明松蓮、山﨑世、山内が決勝進出!!
■決 勝(射詰競射)
[男子]
明松蓮:×
山﨑世:〇〇〇〇
山内:〇〇×
結果…


山﨑世:優勝!!!
山内:第6位!!
1位の山﨑世は四国大会・インターハイへの出場権、
6位の山内は四国大会への出場権を獲得しました!!

今回入賞した選手以外の部員全員にも、一人ひとり、試合当日に至るまで多くのストーリーがありました。
それは、本校だけではなく、全ての学校、全ての選手に色々な物語があるのだと思います。
100人いれば100通りの思いがあり、多くのことを乗り越えて、この総体に臨んでいるのだと思います。
入賞して喜びを噛み締める選手の裏では、悔し涙を飲んでいるたくさんの選手がいます。
たとえ必死に努力したからといって、それが必ず成功に結びつくとは限りません。
しかし、それが弓道であり、武道であり、そして人生です。
成功しなかったとしても、努力した者にしか見られない景色が存在します。
優勝した山﨑世は主将として、この1年間部を支え続けてきました。
部のリーダーとして部活を牽引しながら、自分の弓道を追求することは、並大抵のプレッシャーではなかったと思います。
四六時中も誠実に部活動の運営を考え、そして悩み、運営が上手くいかない時は、自分の弓道にも悪影響が出てしまい、
最後の最後まで自分の射について悩みながらも追求してきました。
大会で自分の射を出せないことが多く、いつも悔しさを滲ませていましたが
それでも常に自分自身と向き合い葛藤しながらも諦めずに挑み続けました。
そして、3年生の県総体という大舞台で、初の優勝を掴み取りました。
最も苦しみ、最も泣き、そして、最も弓を引き続けたその先に、大きな栄光が待っていました。
「努力は絶対に裏切らない」
誰もが聞いたことのあるこの言葉を、主将自ら体現して証明してみせました。
入賞した2名も含め、部員全員がこれからそれぞれの目標とする不確定な未来へと向かって一歩ずつ歩みを進めます。
不確定だからこそ面白い。不確定だからこそ頑張れる。
これからも着実に前進していく選手のみんなを陰ながら応援しています。
