お知らせ

生 徒 心 得
 高校生活を豊かで有意義なものにするためには,社会のルールや校則を厳守し,規則正しい生活を送る中で,互いに協力し高め合いながら,正義と倫理を重んじ,差別や偏見のない誠実で真心あふれる校風の樹立に努めることが大切です。ここに掲げる事項は,より充実した学校生活が送られることを願い,そのための生活規準を示したものです。

1 基本的な心得

1-1 礼儀
(1) 本校の校訓である「自主・至誠・躍進」の精神を大切にし,本校生徒としての自覚と誇りを持って 行動し,場面にかなった礼儀・挨拶・返事・言葉づかいをすること。
(2) 授業を大切にし,謙虚な学習態度で望むこと。また,知性及び技術の向上に努め,自己の責任を果たし,集団の秩序を損なわないように心がけること。

1-2 公共物の使用
(1) 学校の備品を大切に扱い,常に整理・整頓・清潔を心がけ,学校の美化に努めること。
(2) 所持品は自他の区別を明確にし,自らが責任を持って管理すること。
(3) 節水,節電に努めること。

1-3 勤労と奉仕
(1) 学問を深く究め,自己の才能や素質を発揮し,社会に貢献できるよう常に挑戦すること。
(2) 就業やボランティアにかかわる体験的な学習に積極的に参加し,勤労の尊さや創造の喜びを体得すること。

1-4 健康と安全
(1) 自分の体をよく知り,よく鍛え,病気に負けない身体づくりを目指すとともに,健康を保持・増進できるよう努めること。
(2) 安全に留意し,特に交通規則を守り,交通事故の防止に努める。
(3) 男女交際は,異性を理解し人格を尊重し,節度あるものとすること。

 2 生活全般の心得

2-1 登校,下校
(1) 始業開始時間を守り登校し,また下校すること。
(2)在校時間中は許可なく外出しないこと。
(3) 原動機付自転車,自動二輪車及び普通自動車による通学は認めない。

2-2 校内生活
(1) 校内では,規則正しく行動し時間を厳守すること。
(2) 正常な学校生活を妨害するような行為をしないこと。
(3) 校舎内の施設,備品等を大切に取り扱い,故意に破損,汚損しないこと。
(4) 許可なく火気や薬品を用いないこと。
(5) 許可なく物品の販売をしたり,署名活動をしないこと。
(6) 許可なく特別教室,教科準備室,技師室,倉庫等に立ち入らないこと。
(7) 許可なく校内放送・掲示・文書の配布等をしないこと。
(8) 所持品はすべて記名し,紛失又は拾得したときは,届け出ること。
(9) 学業に不必要な物品及び刃物などの危険物は所持しないこと。
(10) 提出物,徴収金は期限までに提出すること。
(11) 必要以上の貴重品の所持や金銭の貸借はしないこと。
(12) 休業日は,係教師の指導の下に行う教育活動以外は原則として登校しないこと。

2-3 校外生活 
(1) 本校生としての自覚と誇りを持って自主的に健全な生活をし,特に公衆道徳を守るよう心がけること。
(2) 未成年立入禁止場所や,風紀上好ましくない場所には立ち入らないこと。
(3) 夜間外出は慎み,午後11時以降の外出は保護者を同伴すること。
(4) 無断外泊はしないこと。
(5) 常時健康に留意し,感染症予防に努めること。感染症罹病のときはホームルーム担任又は学校に届け出ること。
(6) 一身上の変動や災害等の事故が発生したときは,ホームルーム担任又は学校に届け出ること。
(7) 性犯罪や非常識な行動等から身を守るため常に態度を厳正にすること。万一被害を受けた場合は直ちに付近の警察,ホームルーム担任又は学校に届け出ること。
(8) アルバイトは原則として禁止する。ただし,やむをえない場合に限り,学校生活に支障をきたさない範囲で許可する。
(9) 交通ルールを守り,事故防止に努めること。万一,事故もしくは違反を起こした場合は,ホームルーム担任又は学校に届け出ること。
(10) 原動機付自転車,自動二輪車及び普通自動車の運転免許取得については禁止する。ただし,第3年次の普通自動車の免許取得については,所定の手続きを経て許可する。免許を取得しても在学中の運転は禁止する。

 

2-4 服装・頭髪
(1) 登下校および校内においては,学校指定の制服等指定されたものを着用すること。
(2) 服装については,別に定める「服装規定」を遵守すること。
(3) ピアス・ネックレス・指輪等の装着及び化粧・マニキュア・刺青等は禁止する。
(4) 頭髪は,清潔感のあるものとし,脱色・染色・パーマ等は禁止する。

2-5 交通安全
(1) 自転車通学については,信号無視,二人乗り,一時停止違反,通行禁止違反,並進,傘さし運転,無灯火運転,携帯電話使用,音楽プレイヤーを聴きながらの運転  等悪質・危険な運転をしないこと。
(2) 自転車通学生は,許可証を所定の位置に貼り,決められた場所に整頓して駐輪し,施錠すること。
(3) 列車,バス等による通学については,危険な行為をしたり他の利用者の迷惑にならないよう十分気をつけること。

2-6 インターネット・携帯電話の利用
(1) インターネット・携帯電話等の利用において,個人情報や著作権・肖像権を侵害しないこと。
(2) 「出会い系サイト」などの有害サイトへの書き込みは,加害者にも被害者にもなる危険性があるので行わないこと。
(3) 携帯電話の利用において,個人情報や個人を誹謗・中傷した書き込みをすることは,いじめや重大な人権問題に発展する場合があるので,絶対にしないこと。

3 禁止事項
 
3-1 特別指導
上記に掲げる心得を著しく逸脱する行為を行った場合や,下記に挙げられている項目に該当する行為が行われた場合は特別指導の対象となり,その内容によっては退学になることもある
(1) 喫煙(喫煙同席を含む)・喫煙具所持・飲酒
(2) 薬物等の乱用その他心身の発育の妨げになる行為
(3) 万引・窃盗・詐欺・恐喝・ 脅迫等法律で禁止されている行為
(4) 対人暴力・いじめ(インターネット等の書き込み含む)等
(5) 授業離脱又は授業妨害・教師への暴言又は暴力行為
(6) 無免許運転・道路交通法違反
(7) 無断免許取得及び無断アルバイト
(8) 交通機関の不正乗車
(9) 未成年者立入禁止場所への出入り
(10) 深夜徘徊(午後11時から午前4時まで)
(11) 火気取扱等危険行為
(12) 校内建造物・器具・備品等を故意に破損する行為
(13) 考査時の不正行為
(14) その他学校の秩序を乱し,本校生徒としての本分に反した行為
 
3-2 預かり指導
   学校生活に不必要なものを携帯・使用していた場合は,預かり指導とする。なお,預かり指導した学校生活に不必要なものは,原則として保護者同伴のもとでの返却とする。

4 各種願出・届出
次の場合は,ホームルーム担任を通じて願出,届出を行う。

4-1 欠席・遅刻をするとき「遅刻・欠席連絡票」「遅刻記録票」

    保護者が午前8時20分までに電話連絡する。
    (病気等のため欠席が1週間以上となる場合は医師の診断書を添える。)
 
4-2 早退・外出をするとき 「早退届」「外出許可証」「保健室利用連絡票」
      理由を申し出て許可を得る。

4-3 生徒個人票の内容を変更するとき 「生徒個人調査票」
  変更事項を速やかに申し出る。(転居,保護者,保証人の異動など)

4-4 集会・ポスターの掲示・広告を行うとき 「掲示物等許可願」
   内容を申し出て許可を得る。

4-5 アルバイトを行うとき 「アルバイト許可願」
アルバイトは,原則として禁止する。ただし,やむを得ない場合に限り学校生活に支障を来さない範囲で許可する。
「アルバイト許可願」を提出し校長の許可を得る。
次に示すアルバイトについては許可しない。
①保護者の同意がないもの。
②危険を伴う労働及び場所。
③酒席に関する業務・接客業等高校生としてふさわしくない場所。
④長時間労働や夜間8時以降の労働。
⑤その他アルバイトの目的や理由が不明確なもの。

4-6 その他
(1) 交通事故による被害・加害にあったとき。「交通事故速報」
(2) 各種違法行為で補導等されたとき。「生徒事故調書」
(3)下宿するとき,又は県立寮に入退寮するとき。「下宿届」
(4)規定外の服装を使用するとき。「異装許可願」
(5)普通自動車運転免許を取得するとき。「運転免許取得許可願」
(6)その他校外における行事等へ参加するとき。「行事等参加許可願」
(7)生徒心得を見直す場合は,生徒総会へ議案を提出し,審議する。