2021年6月~2023年9月記事

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【弓道部】第25回紫灘旗全国高校遠的弓道大会 結果報告

日  時:8/19(土)<予選>•20(日)<決勝>

場  所:福岡県久留米アリーナ弓道場

競技方法:遠的競技【団体競技(3人立)】

●予 選:各自4射2立、1団体計24射を行い、的中数上位より8チームを通過とする。

●決 勝:トーナメント方式で、各自4射、1団体計12射を行い、的中数により勝敗を決定する。

※同中の場合は、各自1射、1団体3射の競射を行い、勝敗を決定する。

 

 

【本校出場選手】

女子:①寺内、②神田、③上野、[控]藤坂

男子:①藤川、②藤田、③大森、[控]山田

 

【競技結果】

●予 選(1立目)

女子:2中/12射 (寺内:残念、神田:1中、上野:1中)

男子:4中/12射 (藤川:1中、藤田:3中、大森:残念)

 

 

●予 選(2立目)

女子:7中/12射 (藤坂:2中、神田:2中、上野:3中)、計9中/24射

男子:3中/12射 (藤川:3中、藤田:残念、山田:残念)、計7中/24射

 

 


男女ともに決勝進出はなりませんでした。

 

 


予選通過ラインについて、男子は17中以上、女子は13中以上でした。

全国大会の高い壁を痛感しました。

また、"いつも通り"の的中を出すことの厳しさにも、前日の大会から引き続き改めて直面しました。

 


今大会へ参加するにあたり、3泊4日、男女8名で臨むことになりましたが

滞在3日目の本試合に至るまでにも多くの困難があったし、試合当日にも細かいアクシデントがありました。

 

 
試合前日、男女間の意見の相違で男女が対立したり、

試合当日にも男子間、女子間、また男女間で歯車が噛み合わないシーンが何度もありました。

 

男女で県外大会に出場するのが初となる今回、想定外のハプニングが多発しました。

しかし、時間をかけて選手同士が向き合い、意見を出し合い、ぶつかり合ったり譲歩したりもしながら、

顧問も含めて全員で乗り越えていこうと歩みを進めました。

 


今大会を振り返り、男女一緒に県外大会へ臨むことの困難さに戸惑いながらも、

自分の感情とチーム全体の状態とのバランスを考えることの大切さに触れ、

"自分ごと"として解決していこうとする選手達の姿勢に感動を覚えました。

 
熟練のチームからすれば「何その基本的なこと」と思われるかもしれませんが、

無知の知と言うか、実際に自分達の肌で触れて経験することで見えたもの、感じられたものがあったと思います。

鉢植えに植えた種が発芽動物した瞬間のような感覚です。

 

チームとしては、男女ともにまだ若葉マーク車を付けた未熟なチームかもしれません。

しかし、教習所を卒業し、公道を走り出した車のように、

これからの運転でどのようなドライブ・テクニックを身に付けていくのか楽しみで仕方ありません。

入賞はおろか、決勝進出もできなかったけれど、この福岡の地での経験値は確実に今後に繋がっていくでしょう。

 

男女ともにチームとして今はまだ見えない、知らないことが多いですが、

少しずつでも前進し、「未知」「道」にしていってください。

 


3泊4日...特濃でした。

腹を下さないよう気を付けます。

カマンベールチーズ記念日よりも濃密な味の経験をさせてくれた皆さん、本当にありがとう!

そして、お疲れさま!