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活動記録
《陸上競技》2022年トラックシーズンを終えて
《徳島インターハイ》
2022年はシーズン前半から思うような結果を残すことができず悩みました。
生徒たちにとっても大変苦しく、目を背けたい現実が多かったと思います。
そのような中で迎えたインターハイ。
400mに出場した村田真一朗(3年)は予選で47秒68の県高校新記録を樹立。
あと1本走りきる体力が残っておらず悔しい準決勝敗退でしたが、地元開催という重圧をはねのけ本当によく頑張りました。
走幅跳に出場した山﨑りりや(1年)は予選を1本で通過するも、その後体調を崩して決勝は棄権。
けれども1年生ながら自分の力で予選を通過したのはさすがでした。
女子4×100mリレー(福榮・山﨑・由本・渡辺)は、前年果たすことができなかった決勝進出まであと0.12秒及ばず準決勝敗退。
もう1歩のところで入賞を逃しましたが、本当に良い夢を見させてもらいました。
その他の選手も、今ある力をすべて出し切ってくれました。
また、出場できない悔しさを乗り越え、選手を支える立場に徹してくれた部員の成長にも心を動かされました。
地元開催となったインターハイは、いろいろな意味で記憶に残る大会となりました。
《四国新人》
競技力と人間力。
競技力が成長したら、人間力はその倍以上成長しなければならないと思っています。
試合以前のところで躓くことになりましたが、これを後々「成功」に変えてくれると信じています。
冬季トレーニングの方向性が明確になりました。
《とちぎ国体》
3年ぶりの開催となった国体には、4名の選手が県代表として参加させていただきました。
【結果】
少年男子A300m 村田真一朗 33秒88 8位
少年男子A300mH 吉田陸 40秒02 予選敗退
少年女子A100m 福榮美紅 12秒53 準決勝敗退
少年女子共通走幅跳 山﨑りりや 5m75 予選敗退
村田真一朗の感想
「目標には届きませんでしたが、今やれることはやれたと思います。前半シーズンの結果から考えて、正直この国体決勝の舞台に立てるとは思っていませんでした。支えてくださった皆さんのおかげです。ここで止まることなく、さらなる高みを目指して頑張りたいと思います。」
残酷なくらい陸上競技に苦しめられたシーズンだったと思います。
それでも諦めず苦悩を乗り越えた経験は、これからの人生における大きな自信となります。
全国入賞の裏側にある絶え間のない努力に対して敬意を表します。
本当におめでとう
2022年トラックシーズンが終わり、現在チームは冬季トレーニングに入っています。
年末にはチームでミーティングを実施し、新チームのスローガンやトレーニングの方向性を共有しました。
苦しんだシーズンだったが故、チーム全員が同じ方向を向いて鍛錬していければと思います。
年間を通して応援してくださったすべての方々に感謝しながら、これからも周囲から応援されるチームを目指して精進していきます。
今後とも鳴門渦潮高校陸上部をよろしくお願いします。
歴代記録更新
卒業生の進路先
令和3年度鳴門渦潮高校陸上競技部
卒業生の進路先は以下の通りです。
【大学・短大】
鹿屋体育大学 体育学部
環太平洋大学 体育学部
四国大学 生活科学部
筑波大学 体育専門学群
徳島大学 総合科学部
徳島文理大学 短期大学部
【専門学校】
京都医健専門学校
【就職】
株式会社エイチオーエス
プライムプラネットエナジー&ソリューションズ株式会社
※過去の進路先一覧は、陸上競技部トップページに掲載しています。
2022日本室内陸上競技大阪大会
3月12日(土)~13日(日)に日本室内陸上大阪大会が開催され、標準記録を突破した3名が出場しました。
【結果】
U20男子60m 久保井颯 6秒83 3位
U20女子走幅跳 前川七海 5m32 7位
U18女子60mH 由本凛 9秒18 予選落ち
有観客での開催となった今大会、会場には保護者の方々だけでなく地元の級友たちも応援にきてくれていました。
人の心を動かすスポーツの良さを改めて感じ、早くこのような状況が当たり前になれば良いなと思いました。
3月からとても緊張感のある競技をしてくれた生徒たちには感謝です。
大学でも頂点を目指して頑張って
《陸上競技》ミズノ陸上スパイク講演会&試履会
ミズノ株式会社陸上スパイク企画担当の松木さん、開発担当の須藤さん、販促担当の菅井さんをお招きし、陸上スパイクの講演会と試履会を実施しました。
講演会では事前に生徒から集めた質問に対して一つ一つ丁寧に回答していただきました。
須藤さんの地元は同じ徳島県ということもあり、世界を舞台に仕事をされているという話にも親近感を感じました。
また、菅井さんは世界陸上にも出場した経験を持つ日本のトップジャンパーで、その一言一言が生徒たちにとって興味深いものであったと思います。
試履会ではたくさんのサイズサンプルをご用意いただき、須藤さんが中心となって設計された二つのスパイクを履き比べました。
生徒たちはスパイクの微妙な重さや硬さなどの違いに加え、設計者の熱い想いやこだわりを感じることができました。
また、目の前にいる設計者とコミュニケーションをすることで、生徒たちは「ものづくり」に少し携わることができたと感じたはずです。
普段は陸上競技を「する」立場である生徒たちが、陸上競技を「支える」メーカーの立場を知ることができた貴重な機会でした。
ミズノの皆様、ありがとうございました。