2023年10月記事~ ※10月以前の記事は「掲示板」に掲載

カテゴリ:県大会

【弓道部】第61回県高校弓道新人大会 結果報告

日  時:R5.11.25(土)

場  所:鳴門・大塚スポーツパーク弓道場

競技方法:近的競技、団体競技(5人立)

《予 選》

各自4射2立(1団体20射×2、計40射)の的中数上位4チームを決勝進出とする。

※予選的中数上位6チームが阿讃大会(R6.2.4)の出場権を得る。

《決 勝》

各自4射1立、計20射のトーナメント戦方式により行う。

※上位2校が西日本大会(R6.3.22-24)の出場権を得る。

 

今大会は、3年引退後初となる1・2年だけでの5人立団体戦ということで、

大会のタイトルにも"新人"とあるように、ある意味1・2年生にとってのデビュー戦のような試合です。

先輩が拓いてきた道を引き継げるよう、チーム一丸となり臨みました。

  

 

【本校団体メンバー】

(女子)①明松、②藤坂、③寺内、④小林、⑤上野、[控]田渕・神田

(男子)①藤田、②山﨑、③木内、④山田、⑤上西[控]大屋敷・藤川

 

 

《試合結果》

(予選1立目)【女子団体】

明松:皆中、藤坂:皆中、寺内:1中、小林:1中、上野:2中、 計12中/20射

(予選2立目)

明松:1中、藤坂:1中、寺内:1中、小林:残念、上野:1中、計4中/20射、2立計16中/40射

※予選通過ならず。

 

(予選1立目)【男子団体】

藤田:皆中、山﨑:1中、木内:2中、山田:3中、上西:3中、 計13中/20射

(予選2立目)

藤田:2中、山﨑:2中、木内:3中、山田:3中、上西:2中、 計12中/20射 、2立計25中/40射

※決勝進出!!(予選1位通過)

 

[決勝トーナメント1回戦]【男子団体】

⚪︎渦潮14ー8阿波×

(藤田:3中、山﨑:3中、木内:皆中、山田:1中、上西:3中)

 

[決勝トーナメント決勝戦]

⚪︎渦潮12ー10市立×

(藤田:1中、山﨑:3中、木内:2中、山田:3中、上西:3中)

 

 


 

 

男子団体...

優勝!!!

 

 

 


この優勝で2/4に香川県で開催の阿讃大会

そして3/22〜24に鳥取県で開催される西日本大会への出場権を獲得しました!

西日本大会は今年度より開催の大会です。

この記念すべき第1回大会に出場できること、顧問として心から誇りに思います。

 
また今大会が団体デビュー戦となった選手が多数いるなかで、

男子団体が試合において、普段の練習以上の結果を残せたことが大きな収穫となりました。

 

阿讃大会で対戦する香川の高校も、そして、西日本大会の出場校も強豪校ばかりだとは思いますが、

試合までの残りの期間、準備を整えていきます。

「渦潮男の園」が上記大会でどこまでのポテンシャルを発揮できるのか、今から楽しみです。

  

〜次回の試合〜

12/23~25にかけて東京都で開催される全国選抜大会

団体競技で男子団体(藤田•山﨑•上西•山田)が出場します。

残り期間しっかりと準備し、万全の態勢で挑みたいと思います。

【弓道部】選抜大会徳島県予選R5 結果報告

日  時:R5.11.3(金・祝)[団体予選1回目、個人予選・決勝]

     11.4(土)[団体予選2回目・団体決勝リーグ]

場  所:鳴門・大塚スポーツパーク弓道場

競技方法:近的競技、個人競技・団体競技(3人立)

≪個人競技≫

●予  選:各自4射を行い、3中以上の的中をもって通過とする。

    (団体戦予選出場者は、団体戦予選1回目の記録が個人戦予選の記録となる)

●準決勝:各自4射を行い、3中以上の的中をもって通過とする。

●決  勝:射詰競射により、上位から順位を決する。

 
≪団体競技≫

●予  選:各自4射×2回(1団体計24射)を行い、的中数上位6チームを決勝進出とする。

●決  勝:予選通過6チームによるリーグ戦により順位を決する。

各自4射(1団体12射)を行い、的中数上位のチームを勝ちとする。

※同中の場合は各自1射(1団体3射)の競射を行い、勝敗を決する。

※順位の決定は以下の通りとする。

①全試合終了後、勝数の多いチームを上位とする。

②勝数が同じ場合、総的中数の多いチームを上位とする。

 

 

今回の試合に先立ち、

令和5年度優秀選手表彰がありました。

 

本校からは、3年生男子

以下の4名が優秀選手として表彰されました。

 

松尾 蒼士・藤髙 琉生・竹口 晃一郎・三原 直樹

 

 

 


≪本校個人出場メンバー≫

●女子個人 2年:上野、神田、寺内  1年:明松、田渕、小林

●男子個人 2年:向井、大森、藤田、上西、山田、藤川、木内  1年:山﨑、大屋敷、板東


≪本校団体メンバー≫

●女子団体 ①:神田、②:明松、③:上野、[控]:田渕
●男子団体 ①:藤田、②:山﨑、③:上西、[控]:山田

  

 

≪競技結果≫

【個人競技】

●予 選(4射3中以上で通過)

[女子]上野:残念、神田:2中、寺内:2中、明松:1中、田渕:1中、小林:2中

※通過者なし


[男子]向井:残念、大森:残念、藤田:2中、上西:2中、山田:1中、藤川:2中、木内:3中

    山﨑:2中、大屋敷:2中、板東:1中

※木内が準決勝へ進出

 
●準決勝(4射3中以上で通過)

[男子]木内:2中

※決勝進出ならず

 

【団体競技】

●予  選(1回目)

[女子]3中/12射(神田:2中、明松:1中、上野:残念)

[男子]6中/12射(藤田:2中、山﨑:2中、上西:2中)

●予  選(2回目)

[女子]6中/20射(神田:残念、明松:皆中、上野:2中)、計9中/24射

※決勝リーグ進出ならず

 

[男子]8中/12射(藤田:3中、山﨑:皆中、上西:1中)、計14中/24射

※決勝リーグ進出(予選3位通過)

 


●決勝リーグ戦

[男子1回戦]×科 技7ー10渦 潮○(藤田:3中、山﨑:皆中、上西:3中)

[男子2回戦]×つるぎ7ー10渦 潮○(藤田:3中、山﨑:皆中、上西:3中)

[男子3回戦]○城 南9ー7渦 潮×(藤田:3中、山﨑:3中、上西:1中)

[男子4回戦]×池 田5ー10渦 潮○(藤田:皆中、山﨑:3中、上西:3中)

[男子5回戦]×市 立6ー7渦 潮○(藤田:2中、山﨑:3中、上西:2中) 

 

 


5戦4勝1敗 ...

 

男子団体

優勝!!!

 

 

 

この優勝で、四国大会・全国大会への団体出場権を獲得しました。

冬の全国選抜大会へ向け、まずは四国大会で決勝進出を目指し、

しっかりと腰を据え、準備をしていきたいと思います。

 

今大会では、落の上西が的中の不調に喘いでいました。

彼は昨年の1年次からその頭角を現し、どの大会においても高的中を叩き出し、

常に主力としてチームを引っ張ってきた存在でした。

 

しかし、この大会の約1ヶ月程前より的中の波が激しくなり、調子が安定しないまま当日を迎えることとなりました。

上西自身も自分の役割を自覚しているからこそ、安定しない的中に悩み戸惑い、

明るい性格の彼には珍しく感傷的な精神状態で臨むこととなりました。

 

試合中でも好不調の波があり、メンタルの状態も良くはなかったですが、

残りのメンバーである藤田、山﨑、山田が合間でプラスの言葉がけを行ったりと、

仲間同士で雰囲気づくりを徹底していたのが印象的でした。

 

試合の的中でも、上西をカバーするように藤田、山﨑が高的中を連発し、

歯車が上手く絡み合い、勝ち進むことができました。

 

ターニングポイントとなった3戦目のvs城南戦では敗北してしまった後、すぐに次の対戦の招集時間となり、

チーム全員の空気がマイナスに入ったまま気持ちを切り替えられずに臨んでいないか心配でしたが、

見事に次戦で持ち直し勝利することができました。

 

今回の試合で団体メンバー4人全員の深い信頼関係を確認するとともに、

試合の合間で団体メンバーに声掛けや記録データの共有を行い、

最初から最後まで熱い声援を送ってくれた部員の仲間、そしてOG・OBや保護者の方など、

多くの方々の支えがあったからこその勝利でした。

 

「試合は出場選手のみならず、全員で臨むものである」

そのことを部員のみんなから改めて教えられた日でした。

みんながいなければ、ここまで来ることはできなかったと思います。

 

「自分が中てなくても大丈夫。信頼できる仲間が中ててくれる」

メンバー間のその安心感が好循環を生み、理想のかたちで体現された試合でした。

 

優勝決定の瞬間、団体メンバーは抱き合って嬉し涙を流していました。

上西も泣いていました。

彼は「今までの試合で一番苦しかった」と振り返っていました。

しかし、この経験を経て、上西自身さらに大きく成長を遂げたと思います。

 

山﨑は大会2日目となる11/4の試合では予選も含めると21中/24射という圧倒的な的中で、

練習以上の実力を発揮することができました。この試合が彼にとって大きな自信に繋がったと思います。

 

藤田も18中/24射で、試合において練習通りの実力を発揮し、チームを牽引しました。

また、試合後に行われる優勝校代表選手による納射では2射皆中し、完璧なかたちで試合を締めくくりました。

この試合での経験が今後さらに彼を飛躍させるでしょう。

 

そして、控えの山田は、レギュラーとしての出場はありませんでしたが、

介添として自分の役割をしっかりと把握し、様々な場面で仲間達へ適切な声掛けをし、

精神的支柱としてチームを盛り立ててくれました。

彼がいてくれたからこそ、3人は最後まで諦めずに戦えました。

 

仲間とのチームワーク、揺るぎない信頼感…

この試合を経て、さらに強くなったを、

今後の大会で見せて…いや、魅せてくれることを本当に楽しみにしています。

 

四国大会、そして全国大会までの道は、あと1ヶ月強続きます。

時には困難な壁に道を塞がれるかもしれませんが、この4人ならきっと乗り越えていけるでしょう。

これからの更なる躍進を期待しています。

 

≪徳島新聞(11月5日)の記事≫

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

下高画質版はコチラ

徳島新聞(11月5日).jpg

 

 

~次回の試合~

11/19(日)に愛媛県総合運動公園弓道場にて、

四国高校弓道新人大会が開催されます。

本校からは男子団体(上記写真メンバー)が出場します。

応援どうぞよろしくお願いします!

【弓道部】第17回全徳島弓道大会 結果報告

日  時:R5.10.7(土)

場  所:鳴門・大塚スポーツパーク弓道場

競技方法:近的競技・団体競技(3人立)・個人競技

 《団体競技》

●予  選:各自4射2立(1チーム12射2立、計24射)を行い、的中数上位より4チームを予選通過とする。

●決  勝:トーナメント戦により順位を決定。

各自4射1立(1チーム12射)を行い、的中数の多いチームを勝ちとする。

※同中の場合は各自1射(1チーム3射)の競射を行い、勝敗を決定する。

 《個人競技》

団体競技出場者は、団体予選8射の成績を個人の成績とする。

的中上位より5名を入賞とする。

 

 

【本校団体メンバー】

(女子)①明松、②小林、③上野、[控]神田

(男子)①藤田、②山﨑、③上西、[控]藤川

 

 

当試合の開催は4年振りです。

11月に行われる「選抜大会県予選」は四国大会・全国大会へと繋がる大会です。

そして、今大会はその選抜県予選の前哨戦となる、言わばリハーサル大会のようなものです。

3年生引退後初となる1•2年生のみの公式団体戦(3人立)。

この試合が1•2年生にとって公式団体デビュー戦となります。

多くの思いを胸に試合へ臨みました。

 

 

【試合結果】

(女子団体予選1立目)

3中/12射(明松:1中、小林:1中、上野:1中)

 

(女子団体予選2立目)

5中/12射(明松:2中、小林:1中、上野:2中)、計8中/24射

→予選通過まであと3本足りず予選敗退

 


(男子団体予選1立目)

6中/12射(藤田:2中、山﨑:2中、上西:2中)

 

(男子団体予選2立目)

7中/12射(藤田:2中、山﨑:2中、上西:3中)、計13中/24射

→予選4位通過!!

 

※個人競技は入賞者なし。

 

 

⚫︎決勝トーナメント準決勝(男子団体)

×阿波4-5渦潮⚪︎ (藤田:1中、山﨑:2中、上西:2中)

 

⚫︎決勝トーナメント決勝戦(男子団体)

⚪︎池田7ー6渦潮×  (藤田:3中、山﨑:1中、上西:2中)

 

 

  

 男子団体…

準優勝!!!

 

 

 

決勝ではあと1本及ばず惜敗でした。

決勝戦直後、悔し涙を浮かべている選手もいました。

 
今大会、女子は決勝へ駒を進めることができませんでしたが、

男女ともに最後の1本までしっかりと戦い抜いた姿勢は本当に見事でした。

 
しかしながら、男女ともメンバー全員に調子の浮き沈みがあり、

当日もほぼ半数のメンバーが不調のなか迎えた試合でした。

 

ただ、その条件は他の高校のどのチームも同じです。

不調のなか、いかにして現状の100%の力を発揮するか、試合ではこれが問われます。

 

それを引き出すための答えは人それぞれだとは思いますが、

一つの考え方として、試合を迎えるまでの日々の過ごし方をしっかりと見つめ直すことだと思います。

それは団体メンバー、それ以外のメンバーも含め、

全てのメンバーが「優勝」という目標に向かって一つになること。

 

ただの一人も欠けることなく、チーム一丸となって目標を具体的にイメージすること。

それが強くイメージできたなら、日々の生活のなかで、

どのように行動すれば良いか、自ずと答えは出るはずです。

 

まだまだこの新チーム、若くて青い部分が多いですが、

試合後はそれぞれの課題を見つめ直し、また気持ちを新たに進んでいこうと良い表情をしていました。

試合で感じた思い、実戦での経験を、今後も忘れないでください。

 

そして、身の回りで多くの人がいつも応援してくれていること。

コロナ禍で開催できていなかった大会に4年振りに出場でき、多くの経験値を得たこと。

応援に来てくれたみんなの大きな声援で励まされたこと。

試合後に悔し涙を流したこと、そして慰め合い最後は笑顔で挨拶を交わしたこと。

全ての経験が次へ進むための糧となります。

 

選抜大会県予選まで残り4週間。

渦潮高校弓道部は感謝の気持ちを忘れず、これからも精進していきます。