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カテゴリ:県大会
【弓道部】第56回県高校弓道新人学年別選手権大会 結果報告
期 日:R6.9.14(土)
場 所:鳴門・大塚スポーツパーク弓道場
競技方法:近的競技・個人競技
●予 選:各自4射1立を行い、1年生は男女とも2中以上、2年生は男女とも3中以上の的中者を予選通過とする。
●決 勝:各自4射1立を行い、最高的中者を優勝とする。
※最高的中者多数の場合は、射詰競射により順位を決定する。
「弓道」は他の競技と比べて「個人的な競技」と言われます。
対戦相手と直接闘う訳でもないし、的が襲ってくる訳でもありません。
向き合うは動かない的、それと自分自身。
的と自分だけの無心の空間をつくる、それこそが勝利の鍵だと言われたりもします。
今大会は「個人戦」のみの大会なので、「団体戦」よりもその色は強いと思います。
的中をしても誰に貢献する訳でもなく、外しても誰に迷惑をかける訳でもありません。
夏のインターハイ、そして紫灘旗全国遠的大会から約1ヶ月。
今大会がデビュー戦の選手もいます。
全員が良い射をすることでお世話になった先輩達への恩返しをしようと、気持ちをひとつに臨みました。
【競技結果】
●予 選(4射)
《1年男子》島村:1中、上西:残念、足立:残念、山内:3中、宮本:残念、平田:残念
▶︎山内が予選通過!!
《1年女子》増田:1中、竹口:1中
▶︎予選通過ならず
《2年男子》大屋敷:3中、板東:残念、山﨑:2中
▶︎大屋敷が予選通過!!
《2年女子》小林:1中、田渕:1中、明松:皆中
▶︎明松が予選通過!!
⚫︎決 勝(4射)
《1年男子》山内:3中
《2年男子》大屋敷:2中
《2年女子》明松:2中
▶︎上記3名が順位決定のための遠近競射へ!!
●遠近競射
山内:〇
大屋敷:〇
明松:×
結果…
山内:準優勝!!
大屋敷:第3位!!
入賞できなかった者は、仲間の入賞に嬉しい気持ちを持ちつつも、
自分の入賞を逃したことの悔しさもあり、複雑な感情に悩まされていたと思います。
しかし、「悔しい」ということは、普段の練習に真剣に取り組んでいる証です。
真剣に取り組んでいない者には「悔しい」という感情すら湧いてきませんから。
弓道だけでなく、どの武道・スポーツにも共通することですが、
普段の練習は、しんどかったり苦しかったり辛いことの方が多いかもしれません。
しかしながら、その苦しさ、そして自分自身と真摯に向き合い、
光が見えなくても前に進み続けた者にだけが見られる景色があります。
先輩達が残してくれた「教え」は今、着実に2年生へと引き継がれ、
そしてその2年生は背中で1年生達へ道を示そうとしています。
また、3年生の先輩やOB達も試合の応援に駆けつけてくれ、
心強さとともに部員同士の厚い絆も感じました。
この試合で感じた全ての思いを、
今後の生活において事あるごとに想起してください。
その思い出が、みんなを動かす原動力となり、闇を照らす月光となるでしょう。中秋の名月です。
今後も、全員でともに歩んでいきましょう。
〜次回の試合〜
10/12(土)に全徳島弓道大会が開催されます。
3年生引退後初となる公式近的団体戦(3人立)です。
言い換えれば、この試合が1・2年生にとって公式近的団体デビュー戦となります。
試合までの期間は僅かですが、一日一日を大切に、これからも精進していきたいと思います。
【弓道部】第31回50射選手権大会(北部ブロック)結果報告
期 日:R6.7.24(水)
場 所:鳴門・大塚スポーツパーク弓道場
競技方法:近的競技・個人競技
1手1立+4射×12立、各自計50射を行い、的中数上位より順位を決定する。
※同中の場合は、競射を行う。
出場選手は、各校とも男女それぞれ2名以内、合計4名以内とする。
【本校出場選手】
女子:小林、竹口
男子:大屋敷、山﨑
※北部ブロック:渦潮・鳴門・徳北・城ノ内・城北
≪競技結果≫
【女子】小林:31中、竹口:19中/50射
【男子】大屋敷: 37中、山﨑:33中/50射
※小林、同中のため優勝決定のための射詰競射。
小林:〇〇
北部ブロック…
【女子】小林:優勝!!!
【男子】大屋敷:優勝!!! 山﨑:準優勝!!
今回、北部ブロックの主管校は城北高校で、運営は城北高校の教員・生徒が中心となって行ってくれました。
試合もスムーズに進行し、9:30競技開始、13:00過ぎに終了という
驚きの早さで試合を終えることができました。
「試合」には試合をする者、見る者、支える者がいると言われます。
今回"支える者"として、黒子役に徹してくれた補助員のみんなのおかげで、
本日の試合を無事終えることができました。
そして、毎回、どの試合の時も「支える人達」のおかげで試合ができ、
そして試合が終えられていること、そのことを今日、改めて再確認しました。
いつも、どのような時も、周りの人達への感謝の気持ちを忘れず、これからも修練を積んでいきたいと思います。
そして、小林・大屋敷ともに県大会において初優勝を飾りました。
惜しくも優勝を逃した山﨑、入賞を逃した竹口も含めて
多くの矢数を掛けるなかで、調子の良い立ち、不調の立ちと、
実践のなかで調子の波を感じながら試合に向き合いました。
自分のメンタルが行射に及ぼす影響、
そして、どういうメンタルで臨めば、ポテンシャルを最大限に発揮できるのか、
それを体験的に自分の肌で感じられたと思います。
この経験をいかに今後の練習、試合に昇華していくのか。
この50射選手権大会に出場している各校メンバーは、校内でも生え抜きの選手達ばかりです。
つまりは学校の代表であり、ゆくゆくは徳島県の弓道界を引っ張っていく存在になるかもしれません。
本校出場者4名もポテンシャルとしては最高のものを有しています。
それをどのように自覚するか、どのように活かしていくのか。
それを決めるのは彼ら自身です。この夏をどう過ごすかによって、今後の運命も変わってくるでしょう。
熱い夏にするのか、冷めた夏にするのか。
主人公は紛れもなく、部員一人ひとりです。
渦潮高校弓道部、全員で熱い夏にしようぜ
~次回の試合~
8/3(土)、長崎県島原復興アリーナにてインターハイ弓道競技が行われます。
男子個人として山内が出場します。8/1から出発します。
色んな思いをキャリーバッグに詰め込み、気張って挑んできます!
【弓道部】第26回紫灘旗全国高校遠的弓道大会県予選 結果報告
日 時:R6.6.22(土)
場 所:鳴門・大塚スポーツパーク弓道場
競技方法:遠的競技・団体競技(3人立)
●予 選:各自4射2立、1団体計24射を行い、的中数上位より出場チームを決定する。
※同中の場合は、各自1射、1団体3射の競射を行い、勝敗を決定する。
本年度は、全国大会への出場枠が男女ともに2枠ずつあります。
つまり、2位以上に入賞すれば、全国大会への出場権を獲得できます。
≪本校団体メンバー≫
●男子団体 ①:藤田、②:山﨑、③:上西、[控]:大屋敷
●女子団体 ①:明松、②:小林、③:上野、[控]:藤坂
≪競技結果≫
●予 選(1立目)
男 子:10中/12射 (藤田:皆中、山﨑:2中、上西:皆中)
女 子:6中/12射 (明松:2中、小林:皆中、上野:残念)
●予 選(2立目)
男 子:10中/12射 (藤田:皆中、山﨑:2中、上西:皆中)
2 立 計:20中/24射(優勝!!)
女 子:10中/12射 (明松:3中、小林:皆中、上野:3中)
2 立 計:16中/24射(準優勝!!!)
結果…
男女で全国大会への
切符を獲得しました!!!
全国大会の日程が国体四国ブロック予選の日程と重複しているため、
3年生メンバーは、国体専念となります。
この全国切符は、3年生から1・2年生への、一足早いお中元といったところでしょうか。
夏の暑さよりもアツい贈り物ですねこれは。
そして、現在の1・2年女子にとって、初の県外試合出場が全国大会となります。
しかも、男女揃って全国に出場できることは、誇りに思うし、心から嬉しいです!
全国大会にただ出場して満足するのか、出場するからにはきっちりと入賞を狙いにいくのか、
その答えは、ただひとつだと思います。
紫灘旗全国遠的大会は、8/17(土)・18(日)に福岡県は久留米市で開催されます。
あと、約2ヶ月…
遠的という、いつもとは違う種目での競技になりますが
"いつも通り"渦潮らしい射ができるよう、鍛錬を積んでいきたいと思います。
今後も鳴門渦潮高校弓道部をどうぞよろしくお願いします!
~次回の試合~
7/13(土)に鳴門・大塚スポーツパーク弓道場にて、遠的選手権大会があります。
1・2年生のみ出場の大会で、3人立団体戦です。
次の大会も、今大会の勢いのまま挑みたいと思います。
【弓道部】令和6年度 県総体 結果報告②[団体戦]
日 時:5/31(土) [男女団体戦 予選1回目]
6/1(土)[男女団体戦 予選2回目]
6/2(日)[男女団体戦 決勝リーグ]
場 所:鳴門・大塚スポーツパーク弓道場
競技方法:近的競技(5人立)
●予 選:各自8射(1団体計40射)を行い、的中数上位6チームを通過とする。
●決 勝:予選通過6チームによるリーグ戦により順位を決定する。
同中の場合は各自1射(1団体5射)の競射を行い、勝敗を決定する。
順位の決定は以下の通りとする。
①全試合終了後、勝数の多いチームを上位とする。
②勝数が同じ場合、総的中数の多いチームを上位とする。
≪本校団体メンバー≫
●男子団体 ①:藤田、②:山﨑、③:藤川、④:山内、⑤:上西、[控]:木内・大屋敷
●女子団体 ①:明松、②:藤坂、③:神田、④:竹口、⑤:上野、[控]:寺内
≪参加校一覧≫
≪競技結果≫
●予 選(1回目)
[男子]18中/20射(藤田:皆中、山﨑:皆中、藤川:3中、山内:3中、上西:皆中)
[女子]6中/20射(明松:1中、藤坂:3中、神田:残念、竹口:1中、上野:1中)
●予 選(2回目)
[男子]18中/20射(藤田:皆中、山﨑:3中、藤川:3中、山内:皆中、上西:皆中)、計36中/40射
※決勝進出(予選1位通過)
[女子]7中/20射(明松:2中、藤坂:1中、神田:1中、寺内:1中、上野:2中)、計13中/40射
※決勝進出ならず。
●決勝リーグ戦
[男子1回戦]×城 南10ー13渦 潮○(藤田:3中、山﨑:2中、藤川:2中、山内:3中、上西:3中)
[男子2回戦]×つるぎ11ー15渦 潮○(藤田:皆中、山﨑:2中、藤川:3中、山内:3中、上西:3中)
[男子3回戦]×阿 波12ー14渦 潮○(藤田:3中、山﨑:2中、藤川:3中、山内:3中、上西:3中)
[男子4回戦]×池 田13ー14渦 潮○(藤田:3中、山﨑:3中、藤川:3中、山内:2中、上西:3中)
[男子5回戦]○科 技14ー11渦 潮×(藤田:2中、山﨑:1中、藤川:2中、山内:2中、上西:皆中)
5戦4勝1敗 …
男子団体
準優勝!!!
男女ともに団体で
インターハイへの切符を掴むことはできませんでした。
今大会のターニングポイントとなった対戦は、
男子団体最終戦の科技戦でした。
お互い4戦全勝で迎えた対戦で、勝者が団体優勝という一戦でした。
どんな状況・どんな逆境でも"いつも通り"の状態で臨めるよう
以前よりしっかりと準備を行ってきました。
しかし、最終戦では"いつも通り"とはいきませんでした。
今日という日を迎えるまでに、辛いこと、苦しいこと、男女ともに多くのことを乗り越えてきました。
どんなにしんどい時も、決して逃げ出さず、己と仲間に向き合った選手達。
最終戦を終えた男子、そして決勝進出が叶わなかった女子、ともに悔しさでいっぱいでした。
この3年間、本当に色んなことがありました。多くの遠回りもしました。
しかし、県総体の初日から最終日、最後の1戦、1本まで、
決して逃げ出さず、己と向き合い続けたその勇姿は紛れもない真実で、今後の財産です。
最後まで戦い抜けたのは、大きな声援を送ってくれた仲間達や
OG・OB、そして保護者の方々のおかげです。
3年間、酸いも甘いも、ともに分かち合ってきました。
思い返すと、苦しいことや辛いことの方が多かったかもしれません。
しかし、また気持ちを新たに、選手達は前へ進もうとしています。
四国大会は目前です。
決勝に進めなかった仲間達の思いを矢に乗せて、県外の道場でもしっかりと的を射貫いてくれると思います。
今大会を終えて主将・副主将も代替わりし、新体制として渦潮弓道部は再スタートします。
卒部となる先輩達が3年間で残してくれた多くの教え、思い、絆を、
これからもしっかりと受け継いでいき、一歩ずつ着実に進んでいきたいと思います。
今後とも鳴門渦潮高校弓道部をどうぞよろしくお願いします!
※渦潮弓道部3年生部員
~次回の試合~
6/15(土)・16(日)に香川県立琴平高等学校弓道場にて開催される
第65回四国高等学校弓道選手権大会に男子団体と個人選手4名が出場します。日程は以下の通りです。
6/15(土):団体予選1回戦、個人予選・決勝
6/16(日):団体予選2回戦、団体決勝トーナメント
応援どうぞよろしくお願いします!
【弓道部】令和6年度 県総体 結果報告①[個人戦]
日 時:5/31(金)[個人戦 予選]
6/1(土)[個人戦 準決勝・決勝]
場 所:鳴門・大塚スポーツパーク弓道場
競技方法:近的競技
●予 選:各自4射を行い、3中以上の的中をもって通過とする。
(団体戦予選出場者は、団体戦予選1回目の記録が個人戦予選の記録となる)
●準決勝:各自4射を行い、3中以上の的中をもって通過とする。
●決 勝:射詰競射により、上位から順位を決する。
※5射目より直径24㎝星的を使用する。
≪競技結果≫
●予 選(4射)
[男子]藤田:皆中、山﨑:皆中、藤川:3中、山内:3中、上西:皆中、木内:2中、大屋敷:1中、
板東:2中、大森:2中、山田:1中、平田:2中、向井:1中
※藤田、山﨑、藤川、山内、上西が準決勝へ。
[女子]明松:1中、藤坂:3中、神田:残念、竹口:1中、上野:1中、寺内:2中、
田渕:2中、小林:3中
※藤坂、小林が準決勝へ。
●準決勝(4射)
[男子]藤田:2中、山﨑:3中、藤川:1中、山内:3中、上西:3中
※山﨑、山内、上西が決勝進出!!
[女子]藤坂:3中、小林:1中
※藤坂が決勝進出!!
●決 勝(射詰競射)
[男子]
山﨑:〇〇〇×
山内:〇〇〇〇◎
上西:〇〇×
※5射目からは24㎝星的使用。
[女子]
藤坂:〇×
※その後、順位決定のための遠近競射。
結果…
山内:優勝!!! 山﨑:第3位!! 上西:第4位!! 藤坂:第6位!!
1位の山内は四国大会・インターハイへの出場権、
3位・4位・6位の山﨑、上西、藤坂は四国大会への出場権を獲得しました!!
今回入賞した選手以外の部員全員にも、一人ひとり、試合当日に至るまで多くのストーリーがありました。
それは、本校だけではなく、全ての学校、全ての選手に色々な物語があるのだと思います。
100人いれば100通りの思いがあり、
多くのことを乗り越えて、この総体に臨んでいるのだと思います。
入賞して喜びを噛み締める選手の裏では、悔し涙を飲んでいるたくさんの選手がいます。
たとえ必死に努力したからといって、それが必ず成功に結びつくとは限りません。
しかし、それが弓道であり、武道であり、そして人生です。
成功しなかったとしても、努力した者にしか見られない景色が存在します。
入賞した4名も、それぞれの目標とする不確定な未来へと向かって一歩ずつ歩みを進めます。
不確定だからこそ面白い。不確定だからこそ頑張れる。
これからも着実に前進していく選手のみんなを陰ながら応援しています。
【弓道部】第21回春季弓道大会 結果報告
日 時:R6.4.27(土)
場 所:鳴門・大塚スポーツパーク弓道場
競技方法:近的競技・団体競技(5人立)
●予 選
各自4矢1立(1団体20射)を行い、的中数上位8校が決勝トーナメント進出。
●決勝トーナメント
各自4矢1立(1団体20射)を行い、的中数の多いチームを勝ちとする。
※同中の場合は、各自1矢(1団体5射)の射詰競射を行い、勝敗を決定する。
≪本校団体メンバー≫
●男子団体 ①:藤田、②:山﨑、③:木内、④:山田、⑤:上西、[控]:大屋敷・山内
●女子団体 ①:明松、②:藤坂、③:神田、④:田渕、⑤:上野、[控]:小林・寺内
【出場校】
≪競技結果≫
●予 選(上位8チームが通過)
【男子団体】
10中/20射 (藤田:2中、山﨑:3中、木内:2中、山田:1中、上西:2中)
⇒予選6位通過!!
【女子団体】
12中/20射 (明松:1中、藤坂:皆中、神田:3中、田渕:2中、上野:2中)
⇒予選4位通過!!
●決勝トーナメント
【男子団体】
≪準々決勝≫
池田9 ー 9渦潮 (藤田:皆中、山﨑:2中、木内:1中、山田:残念、上西:2中)
[同中競射]
×池田0ー2渦潮○ (藤田:○、上西:○)
≪準決勝≫
×つるぎ10ー12渦潮○ (藤田:皆中、山﨑:2中、木内:2中、大屋敷:1中、上西:3中)
≪決勝≫
科技12 ー 12渦潮 (藤田:3中、山﨑:3中、木内:1中、大屋敷:2中、上西:3中)
[同中競射]
○科技3ー1渦潮× (上西:○)
●決勝トーナメント
【女子団体】
≪準々決勝≫
○城東10ー6 渦潮× (明松:2中、藤坂:2中、神田:残念、田渕:1中、上野:1中)
結果…
男子団体…
準優勝!!
男子は決勝で競射までもつれ込むも、あと一歩及ばず惜敗。
女子も決勝まで駒を進めるも、準々決勝で実力を出し切れず涙を飲みました。
男女ともに悔しい負けを経験し、現実の厳しさを痛感しました。
しかしながら、3月末から今日までの1ヶ月は、
全員から「本気で優勝を狙いにいく」という強い思いを感じました。
時には思うように的中が伸びず、苦しい思いをした選手も多くいましたが、
どんな時も仲間達と自分を信じ、最後まで諦めず弓道と向き合い続けていた姿が印象的でした。
今日までの1ヶ月で男女ともにチームとしての結束力は格段に深まりました。
しかし、まだまだ発展途上です。男子も女子も。
逆を言えば、伸び代は無限にあります。
この試合の結果を踏まえ、今後にどう活かしていくのか。
これからどう行動していくのか。
決めるのは物語の主人公…そう、選手のみんな一人ひとりです。
思い描く夢は、具体的であればあるほど現実に近づきます。
全員で現実をたぐり寄せましょう。
県総体まであと1ヶ月。
3年生にとっては、泣いても笑っても最後の総体。
みんなはどんな夢を見ますか。
後悔のない航海を!!
~次回の試合~
5/31(金)・6/1(土)・2(日)に鳴門・大塚スポーツパーク弓道場にて
県高校総体が開催されます。日程は以下の通りです。
5/31(金):男女団体予選1回目、男女個人予選
6/1(土):男女団体予選2回目、男女個人決勝
6/2(日):男女団体決勝リーグ戦
応援どうぞよろしくお願いします!
【弓道部】第28回春季遠的大会 結果報告
日 時:3/20(水•祝)
場 所:鳴門・大塚スポーツパーク弓道場
競技方法:遠的競技・個人競技
●1次予選(各自4矢1立)を行い、的中数2中以上の者を通過とする。
通過者により2次予選(各自4矢1立)を行う。
●1次予選と2次予選の的中合計により順位を決する(的中数上位5名を入賞とする)。
同中の場合、優勝決定は射詰競射、それ以外は遠近競射により順位を決定する。
本校からは、女子7名、男子10名が出場しました。
≪試合結果≫
●1次予選
(1年女子)
田渕:1中、小林:3中、明松:2中
⇒小林・明松が予選通過
(2年女子)
寺内:残念、神田:2中、藤坂:残念、上野:3中
⇒神田・上野が予選通過
(1年男子)
大屋敷:1中、板東:1中、山﨑:3中
⇒山﨑が予選通過
(2年男子)
木内:1中、藤田:3中、上西:3中、山田:2中、大森:残念、向井:2中、藤川:2中、
⇒藤田•上西•山田•向井•藤川が予選通過
●2次予選
(女子)
小林:2中(計5中)、明松:皆中(計6中)
神田:残念(計2中)、上野:皆中(計7中)/8射
⇒7中者が1名のため上野が優勝確定!!!
明松が2•3位決定のための遠近競射へ、小林が4•5位決定のための遠近競射へ!!
(男子)
山﨑:3中(計6中)
藤田:2中(計5中)、上西:3中(計6中)、山田:1中(計3中)、向井:皆中(計6中)藤川:3中(計5中)/8射
⇒山﨑・上西・向井が3•4•5位決定のための遠近競射へ!!
●決勝(順位決定戦)
(女子)
明松:◎、小林:◎
(男子)
山﨑:×、上西:◎、向井:◎
(女子)上野:優勝!!! 明松:準優勝!! 小林:第4位!!
(男子)向井:3位!! 上西:4位!!
渦潮高校は校舎が鳴門•大塚スポーツパーク弓道場に近いこともあって、
他の高校よりも多く、試合会場にて遠的練習を実施できます。
地の利を活かし、自信をもって試合に臨めたということも勝因のひとつですが、
生徒達の人間力も大きな要素だと思います。
女子で優勝した上野、そして男子で3位に入賞した向井は、ともに部の主将を務めています。
部の運営を中心となり進めつつ、自分の弓道とも向き合うということは、想像以上に負担の大きい活動です。
部員の調和を保つため、きっと顧問が知らないところで自分達が矢面に立ち、
嫌われ役を買って出てくれている場面も多々あると思います。
部が円滑に回らなければ、自分の射にも影響し、その原因による的中の不調と人知れず戦っていたのかもしれません。
しかし、どんなに不調でしんどい時もこの両名は決して弱音を吐かず、真摯に弓道と向き合い続けていました。
そして、その成果が今回、実を結びました。
部の主将として、部員の目指す道を示したと思います。
また、その他の入賞者には、高校初の入賞という選手もおり、
ひたむきに努力することの大切さを教えてくれた気がします。
県総体まであと2ヶ月。
結果を残せた選手も、残せなかった選手も、
試合での経験、感じた思いを忘れずに
全員が一致団結し、それぞれの目標に向かって邁進していってください。
日々の練習の小さな積み重ねが、高い壁を乗り越えるための糧となります。
"当たり前"の積み重ねでしか"特別"はつくれません。
2ヶ月後、みなさんの見る景色が"特別"なものであることを願っています。
~次回の試合~
3/23(土)•24(日)に鳥取県立武道館において開催される第1回西日本大会に男子団体が出場します。
「第1回」のうったての大会です。しっかりと自分達の射ができるよう気を引き締めて臨みたいと思います。
【弓道部】令和6年射初め式 結果報告
日 時:R6.1.6(土)
場 所:鳴門・大塚スポーツパーク弓道場
競技方法:個人競技・近的競技、競技後余興的(金的・扇的)
■各自4射を行い、最高的中者を優勝とする。
■同中の場合は、競射により順位を決定する。
この試合は引退後の3年生も参加可能です。3年生は藤髙・竹口・三原の3名が出場しました。
3年生にとっては、現役ラストとなる公式戦です。
≪試合結果≫
(女子)藤坂:2中、上野:1中、神田:3中、小林:残念、明松:1中、田渕:2中
(男子)藤髙:1中、竹口:2中、三原:3中、上西:皆中、大森:1中、藤川:1中、
藤田:残念、向井:1中、山田:1中、木内:2中、山﨑:3中、板東:1中、大屋敷:1中
※上西・三原・山﨑が順位決定のための競射へ。
(4・5位決定のための)【遠近競射】
三原:〇、山﨑:×
(優勝決定のための)【射詰競射】
上西:×〇〇
結果…
上西 優勝!! 三原 第4位!!
今大会は新年一発目の公式戦で、うったての試合でした。
試合で選手が弓を引いた本数はほとんどの者がたった4本でしたが、
選手は各々が目標を設定し、 その達成に向けてしっかりと取り組んでいました。
中てられた者、中てられなかった者…結果はそれぞれですが、
これに至る過程も含めてしっかりと振り返り、そしてそれを受け入れ、
また次の試合に活かして欲しいと思います。
そして、今回優勝した上西、入賞した三原は
中学時代、同じ中学・同じ陸上部に所属し、
ともに夢を追いかけた先輩・後輩の関係です。
昨年度3月末に開催された春季遠的大会の時もこのコンビで入賞しました。
その時は三原が優勝、上西が第3位でした。
今大会で後輩である上西が、先輩である三原を追い抜きました。
先輩から後輩へ託されたバトン。
上西がしっかりと三原の意思を引き継ぎ、1位でゴールした瞬間、
そのバトンは黄金色に輝いていたことでしょう。
今日この日、1/6(土)射初め式を
「藍住東中学校引き継ぎ式」と勝手に呼ばせていただこう。
~次回の試合~
1/8(月・祝)に鳴門市弓道協会主催の射初め式があります。
今大会から2日後の試合です。ここでの課題を修正し臨みたいと思います。
本年も本校、鳴門渦潮高校弓道部をどうぞよろしくお願いします!
【弓道部】第61回県高校弓道新人大会 結果報告
日 時:R5.11.25(土)
場 所:鳴門・大塚スポーツパーク弓道場
競技方法:近的競技、団体競技(5人立)
《予 選》
各自4射2立(1団体20射×2、計40射)の的中数上位4チームを決勝進出とする。
※予選的中数上位6チームが阿讃大会(R6.2.4)の出場権を得る。
《決 勝》
各自4射1立、計20射のトーナメント戦方式により行う。
※上位2校が西日本大会(R6.3.22-24)の出場権を得る。
今大会は、3年引退後初となる1・2年だけでの5人立団体戦ということで、
大会のタイトルにも"新人"とあるように、ある意味1・2年生にとってのデビュー戦のような試合です。
先輩が拓いてきた道を引き継げるよう、チーム一丸となり臨みました。
【本校団体メンバー】
(女子)①明松、②藤坂、③寺内、④小林、⑤上野、[控]田渕・神田
(男子)①藤田、②山﨑、③木内、④山田、⑤上西[控]大屋敷・藤川
《試合結果》
(予選1立目)【女子団体】
明松:皆中、藤坂:皆中、寺内:1中、小林:1中、上野:2中、 計12中/20射
(予選2立目)
明松:1中、藤坂:1中、寺内:1中、小林:残念、上野:1中、計4中/20射、2立計16中/40射
※予選通過ならず。
(予選1立目)【男子団体】
藤田:皆中、山﨑:1中、木内:2中、山田:3中、上西:3中、 計13中/20射
(予選2立目)
藤田:2中、山﨑:2中、木内:3中、山田:3中、上西:2中、 計12中/20射 、2立計25中/40射
※決勝進出!!(予選1位通過)
[決勝トーナメント1回戦]【男子団体】
⚪︎渦潮14ー8阿波×
(藤田:3中、山﨑:3中、木内:皆中、山田:1中、上西:3中)
[決勝トーナメント決勝戦]
⚪︎渦潮12ー10市立×
(藤田:1中、山﨑:3中、木内:2中、山田:3中、上西:3中)
男子団体...
優勝!!!
この優勝で2/4に香川県で開催の阿讃大会、
そして3/22〜24に鳥取県で開催される西日本大会への出場権を獲得しました!
西日本大会は今年度より開催の大会です。
この記念すべき第1回大会に出場できること、顧問として心から誇りに思います。
また今大会が団体デビュー戦となった選手が多数いるなかで、
男子団体が試合において、普段の練習以上の結果を残せたことが大きな収穫となりました。
阿讃大会で対戦する香川の高校も、そして、西日本大会の出場校も強豪校ばかりだとは思いますが、
試合までの残りの期間、準備を整えていきます。
「渦潮男の園」が上記大会でどこまでのポテンシャルを発揮できるのか、今から楽しみです。
〜次回の試合〜
12/23~25にかけて東京都で開催される全国選抜大会に
団体競技で男子団体(藤田•山﨑•上西•山田)が出場します。
残り期間しっかりと準備し、万全の態勢で挑みたいと思います。
【弓道部】選抜大会徳島県予選 結果報告
日 時:R5.11.3(金・祝)[団体予選1回目、個人予選・決勝]
11.4(土)[団体予選2回目・団体決勝リーグ]
場 所:鳴門・大塚スポーツパーク弓道場
競技方法:近的競技、個人競技・団体競技(3人立)
≪個人競技≫
●予 選:各自4射を行い、3中以上の的中をもって通過とする。
(団体戦予選出場者は、団体戦予選1回目の記録が個人戦予選の記録となる)
●準決勝:各自4射を行い、3中以上の的中をもって通過とする。
●決 勝:射詰競射により、上位から順位を決する。
≪団体競技≫
●予 選:各自4射×2回(1団体計24射)を行い、的中数上位6チームを決勝進出とする。
●決 勝:予選通過6チームによるリーグ戦により順位を決する。
各自4射(1団体12射)を行い、的中数上位のチームを勝ちとする。
※同中の場合は各自1射(1団体3射)の競射を行い、勝敗を決する。
※順位の決定は以下の通りとする。
①全試合終了後、勝数の多いチームを上位とする。
②勝数が同じ場合、総的中数の多いチームを上位とする。
今回の試合に先立ち、
令和5年度優秀選手表彰がありました。
本校からは、3年生男子
以下の4名が優秀選手として表彰されました。
松尾 蒼士・藤髙 琉生・竹口 晃一郎・三原 直樹
≪本校個人出場メンバー≫
●女子個人 2年:上野、神田、寺内 1年:明松、田渕、小林
●男子個人 2年:向井、大森、藤田、上西、山田、藤川、木内 1年:山﨑、大屋敷、板東
≪本校団体メンバー≫
●女子団体 ①:神田、②:明松、③:上野、[控]:田渕
●男子団体 ①:藤田、②:山﨑、③:上西、[控]:山田
≪競技結果≫
【個人競技】
●予 選(4射3中以上で通過)
[女子]上野:残念、神田:2中、寺内:2中、明松:1中、田渕:1中、小林:2中
※通過者なし
[男子]向井:残念、大森:残念、藤田:2中、上西:2中、山田:1中、藤川:2中、木内:3中
山﨑:2中、大屋敷:2中、板東:1中
※木内が準決勝へ進出
●準決勝(4射3中以上で通過)
[男子]木内:2中
※決勝進出ならず
【団体競技】
●予 選(1回目)
[女子]3中/12射(神田:2中、明松:1中、上野:残念)
[男子]6中/12射(藤田:2中、山﨑:2中、上西:2中)
●予 選(2回目)
[女子]6中/20射(神田:残念、明松:皆中、上野:2中)、計9中/24射
※決勝リーグ進出ならず
[男子]8中/12射(藤田:3中、山﨑:皆中、上西:1中)、計14中/24射
※決勝リーグ進出(予選3位通過)
●決勝リーグ戦
[男子1回戦]×科 技7ー10渦 潮○(藤田:3中、山﨑:皆中、上西:3中)
[男子2回戦]×つるぎ7ー10渦 潮○(藤田:3中、山﨑:皆中、上西:3中)
[男子3回戦]○城 南9ー7渦 潮×(藤田:3中、山﨑:3中、上西:1中)
[男子4回戦]×池 田5ー10渦 潮○(藤田:皆中、山﨑:3中、上西:3中)
[男子5回戦]×市 立6ー7渦 潮○(藤田:2中、山﨑:3中、上西:2中)
5戦4勝1敗 ...
男子団体
優勝!!!
この優勝で、四国大会・全国大会への団体出場権を獲得しました。
冬の全国選抜大会へ向け、まずは四国大会で決勝進出を目指し、
しっかりと腰を据え、準備をしていきたいと思います。
今大会では、落の上西が的中の不調に喘いでいました。
彼は昨年の1年次からその頭角を現し、どの大会においても高的中を叩き出し、
常に主力としてチームを引っ張ってきた存在でした。
しかし、この大会の約1ヶ月程前より的中の波が激しくなり、調子が安定しないまま当日を迎えることとなりました。
上西自身も自分の役割を自覚しているからこそ、安定しない的中に悩み戸惑い、
明るい性格の彼には珍しく感傷的な精神状態で臨むこととなりました。
試合中でも好不調の波があり、メンタルの状態も良くはなかったですが、
残りのメンバーである藤田、山﨑、山田が合間でプラスの言葉がけを行ったりと、
仲間同士で雰囲気づくりを徹底していたのが印象的でした。
試合の的中でも、上西をカバーするように藤田、山﨑が高的中を連発し、
歯車が上手く絡み合い、勝ち進むことができました。
ターニングポイントとなった3戦目のvs城南戦では敗北してしまった後、すぐに次の対戦の招集時間となり、
チーム全員の空気がマイナスに入ったまま気持ちを切り替えられずに臨んでいないか心配でしたが、
見事に次戦で持ち直し勝利することができました。
今回の試合で団体メンバー4人全員の深い信頼関係を確認するとともに、
試合の合間で団体メンバーに声掛けや記録データの共有を行い、
最初から最後まで熱い声援を送ってくれた部員の仲間、そしてOG・OBや保護者の方など、
多くの方々の支えがあったからこその勝利でした。
「試合は出場選手のみならず、全員で臨むものである」
そのことを部員のみんなから改めて教えられた日でした。
みんながいなければ、ここまで来ることはできなかったと思います。
「自分が中てなくても大丈夫。信頼できる仲間が中ててくれる」
メンバー間のその安心感が好循環を生み、理想のかたちで体現された試合でした。
優勝決定の瞬間、団体メンバーは抱き合って嬉し涙を流していました。
上西も泣いていました。
彼は「今までの試合で一番苦しかった」と振り返っていました。
しかし、この経験を経て、上西自身さらに大きく成長を遂げたと思います。
山﨑は大会2日目となる11/4の試合では予選も含めると21中/24射という圧倒的な的中で、
練習以上の実力を発揮することができました。この試合が彼にとって大きな自信に繋がったと思います。
藤田も18中/24射で、試合において練習通りの実力を発揮し、チームを牽引しました。
また、試合後に行われる優勝校代表選手による納射では2射皆中し、完璧なかたちで試合を締めくくりました。
この試合での経験が今後さらに彼を飛躍させるでしょう。
そして、控えの山田は、レギュラーとしての出場はありませんでしたが、
介添として自分の役割をしっかりと把握し、様々な場面で仲間達へ適切な声掛けをし、
精神的支柱としてチームを盛り立ててくれました。
彼がいてくれたからこそ、3人は最後まで諦めずに戦えました。
仲間とのチームワーク、揺るぎない信頼感…
この試合を経て、さらに強くなった絆を、
今後の大会で見せて…いや、魅せてくれることを本当に楽しみにしています。
四国大会、そして全国大会までの道は、あと1ヶ月強続きます。
時には困難な壁に道を塞がれるかもしれませんが、この4人ならきっと乗り越えていけるでしょう。
これからの更なる躍進を期待しています。
≪徳島新聞(11月5日)の記事≫
高画質版はコチラ
~次回の試合~
11/19(日)に愛媛県総合運動公園弓道場にて、
四国高校弓道新人大会が開催されます。
本校からは男子団体(上記写真メンバー)が出場します。
応援どうぞよろしくお願いします!