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【弓道部】第26回紫灘旗全国高校遠的弓道大会 結果報告

期  日:R6.8.17(土)<予選>・18(日)<決勝>

場  所:福岡県久留米アリーナ

競技方法:遠的競技・団体競技(3人立)

●予  選:各自4射2立(1団体計24射)を行い、的中数上位より8チームを通過とする。

●決  勝:トーナメント方式で、各自4射(1団体計12射)を行い、的中数により勝敗を決定する。

 

本校出場選手は以下の通りです。

 

 

 

 

【競技結果】

●予  選(1立目)

男子:6中/12射(藤田:1中、山﨑:3中、山内:2中)

女子:1中/12射(明松:残念、小林:残念、田渕:1中)

 

●予  選(2立目)

男子:6中/12射(藤田:1中、山﨑:3中、山内:2中)、計12中/24射

女子:5中/12射(明松:2中、小林:残念、田渕:3中)、計6中/24射

 

 


男女ともに予選通過は叶いませんでした。

 

 


予選通過ラインは、男子:17中以上、女子:13中以上でした。

全国大会の高い壁を痛感しました。

また、"いつも通り"の的中を出すことの厳しさにも直面しました。


今大会へ参加するにあたり、男女計8名でお盆休みも返上で毎日汗を流してきました。

しかし、これはおそらくこの大会に出場しているどの高校も"当たり前"にこなしてきていることだと思います。


例えば、日常生活での毎日の歯磨き、入浴、食事、更衣などは皆"当たり前"のこととして行っています。

「毎日、風呂に入って凄いね」なんて褒められようものなら

「いやいや、当たり前のことを何故褒めるの?」と不思議に思うでしょう。

このレベルで、きっと他の出場校は日々の練習を"当たり前"にこなし、

そしてさらに高みを目指すため矢数を積み重ねてきたのでしょう。

しかし、僕は本校選手のみんなに対し「休みも返上で頑張っていることは素晴らしい、偉い」と考えていました。

監督の僕の意識レベルそのものが低かった。

それも敗因のひとつだった。そう反省しました。 

 


2泊3日の男女で過ごした時間、そしてともに出場した試合での経験、

これらは掛け替えのない宝物です。

そして、僕も生徒も純粋にこの3日間を充実したものと捉えています。

だからこそ、冬の全国大会...選抜大会も男女揃って出場したいと心から思いました。

 
試合で思い通りにならなかった悔しさ、

チームメイトと悲しみを分かち合った空間、

笑い合ったひととき...

全ての記憶を心に刻み込んで、

そして、これから苦難に直面した「ここぞという時」にその物語を思い出してみてください。

きっとその思い出が、歩を前に進めるための糧となります。

 


「神はその人のレベルに相応しい試練を与える」そう聞いたことがあります。

男女団体にとって、そして、僕にとっても、まだ予選通過は早かったということです。

 
だから、また明日から気持ちを切り替えて

新たに進み始めましょう。

 

"当たり前のことを当たり前にこなしていく"

厳しい練習も、思い通りにならないことも"当たり前のこと"として昇華できたなら、

これから違う景色が見られるかもしれません。

そして、叶うなら僕もその景色を一緒に眺めさせてください。

 
最後に選手のみんな、3日間本当にお疲れさまでした!

 

〜次回の試合〜

9/14(土)に学年別大会が開催されます。

近的・個人戦の大会です。

高校から弓道を始めたメンバー5人にとっては、この試合が公式試合デビュー戦となります。

試合までの期間、一日一日を大切に、これからも精進していきたいと思います。