2023年10月記事~ ※10月以前の記事は「掲示板」に掲載

活動記録

【弓道部】第28回春季遠的大会 結果報告

日  時:3/20(水•祝)

場  所:鳴門・大塚スポーツパーク弓道場

競技方法:遠的競技・個人競技

●1次予選(各自4矢1立)を行い、的中数2中以上の者を通過とする。

通過者により2次予選(各自4矢1立)を行う。

●1次予選と2次予選の的中合計により順位を決する(的中数上位5名を入賞とする)。

同中の場合、優勝決定は射詰競射、それ以外は遠近競射により順位を決定する。

 

本校からは、女子7名、男子10名が出場しました。

 

 

≪試合結果≫

●1次予選

(1年女子)

田渕:1中、小林:3中、明松:2中

 ⇒小林・明松が予選通過

(2年女子)

寺内:残念、神田:2中、藤坂:残念、上野:3中

 ⇒神田・上野が予選通過

(1年男子)

大屋敷:1中、板東:1中、山﨑:3中

 ⇒山﨑が予選通過

(2年男子)

木内:1中、藤田:3中、上西:3中、山田:2中、大森:残念、向井:2中、藤川:2中、

 ⇒藤田•上西•山田•向井•藤川が予選通過

 

●2次予選

(女子)

小林:2中(計5中)、明松:皆中(計6中)

神田:残念(計2中)、上野:皆中(計7中)/8射

 ⇒7中者が1名のため上野が優勝確定!!!

  明松が2•3位決定のための遠近競射へ、小林が4•5位決定のための遠近競射へ!!

 

(男子)

山﨑:3中(計6中)

藤田:2中(計5中)、上西:3中(計6中)、山田:1中(計3中)、向井:皆中(計6中)藤川:3中(計5中)/8射

 ⇒山﨑・上西・向井が3•4•5位決定のための遠近競射へ!!

 


●決勝(順位決定戦)

(女子)

明松:◎、小林:◎


(男子)

山﨑:×、上西:◎、向井:◎

 
 

 

(女子)上野:優勝!!!  明松:準優勝!! 小林:第4位!!

 (男子)向井:3位!! 上西:4位!!

 

渦潮高校は校舎が鳴門•大塚スポーツパーク弓道場に近いこともあって、

他の高校よりも多く、試合会場にて遠的練習を実施できます。

 

地の利を活かし、自信をもって試合に臨めたということも勝因のひとつですが、

生徒達の人間力も大きな要素だと思います。


女子で優勝した上野、そして男子で3位に入賞した向井は、ともに部の主将を務めています。

部の運営を中心となり進めつつ、自分の弓道とも向き合うということは、想像以上に負担の大きい活動です。

 
部員の調和を保つため、きっと顧問が知らないところで自分達が矢面に立ち、

嫌われ役を買って出てくれている場面も多々あると思います。

 
部が円滑に回らなければ、自分の射にも影響し、その原因による的中の不調と人知れず戦っていたのかもしれません。

 
しかし、どんなに不調でしんどい時もこの両名は決して弱音を吐かず、真摯に弓道と向き合い続けていました。

そして、その成果が今回、実を結びました。

部の主将として、部員の目指す道を示したと思います。

 
また、その他の入賞者には、高校初の入賞という選手もおり、

ひたむきに努力することの大切さを教えてくれた気がします。

 
県総体まであと2ヶ月。

結果を残せた選手も、残せなかった選手も、

試合での経験、感じた思いを忘れずに

全員が一致団結し、それぞれの目標に向かって邁進していってください。

 
日々の練習の小さな積み重ねが、高い壁を乗り越えるための糧となります。

"当たり前"の積み重ねでしか"特別"はつくれません。

2ヶ月後、みなさんの見る景色が"特別"なものであることを願っています。

 


~次回の試合~

3/23(土)•24(日)に鳥取県立武道館において開催される第1回西日本大会に男子団体が出場します。

「第1回」のうったての大会です。しっかりと自分達の射ができるよう気を引き締めて臨みたいと思います。

【弓道部】第59回阿讃高校弓道大会 結果報告

日  時:R6.2.4(土)【前日練習】・2.5(日)【試合】

場  所:香川県立琴平高等学校弓道場

競技方法:近的競技・団体競技(5人立)、個人競技

【団 体】各自4射2立(1団体計40射)を行い、的中数上位3校を入賞とする。

同中の場合は、各自1射(1団体計5射)の競射により順位を決定する。

【個 人】団体競技における各人の成績を個人戦の成績とし、的中数上位3名を入賞とする。

同中の場合には、優勝決定は射詰競射、それ以外は遠近競射により順位を決定する。

 

 

R5.11.25に開催された"県高校弓道新人大会"において、

男女それぞれ団体戦上位6校の徳島県チームが今大会への出場権を得られます。

今年度は香川県開催のため開催県枠として香川県チームは男女それぞれ10校の出場です。

 

本校からは、男子団体が出場権を獲得し、出場しました。

【本校男子団体メンバー】

①藤田、②山﨑、③木内、④藤川、⑤上西、[控]大屋敷・大森

 

本大会の参加校は次の通りです。

 

  

香川県勢はとてもレベルが高く、高的中を叩き出す高校が多い印象です。

混戦が予想されるため、気を引き締めて臨みました。

 

 ≪試合結果≫

(男子1立目)

藤田:3中、山﨑:1中、木内:1中、藤川:2中、上西:2中、計9中(8位/16校)

 

(男子2立目)

藤田:2中、山﨑:2中、木内:3中、藤川:1中、上西:3中、計11中、2立計20中(8位/16校)

 

 

 

結果… 

団体戦ではあと5中足りず、

入賞することができませんでした。 

 

 

結果は惨敗で、チームとして普段の実力を発揮することができませんでしたが、

レベルの高い香川県勢とともに試合ができたことや、

合間での仲間同士のコミュニケーションの取り方など、

この試合に臨むまでの過程も含めて、良い経験をさせていただきました。

 

現2年生が引退までに出場できる団体戦は男子が残り3試合女子が残り2試合です。

県総体を優勝すれば回数は増えますが、最悪あと上記回数で引退となってしまいます。

現1・2年生がこのメンバーで出場できるのは、もう残り僅かしかありません。

 

日々の活動のなかで、重要となってくるのは日常の練習での心構え

小さなことの積み重ねでしか、大きな壁を乗り越えることはできません。

"試合は練習のように。練習は試合のように"

今大会での経験、特に悔しかった思い出を忘れずに、

常に"終わり"を意識して臨むことが、今後の飛躍に繋がっていくと思います。

"楽しみつつ自らを追い込むこと"

そのことを念頭に置いて、今後も絆を深めつつ、一歩ずつ前進していって欲しいと思います。

  

~次回の試合~

3/20(水・祝)に鳴門・大塚スポーツパーク弓道場において、春季遠的大会があります。

個人戦で遠的の大会なので、いつもの試合とは毛色が違いますが、

次の試合でも良い射ができるよう、精進していきます。

 

また、3/23(土)・24(日)に鳥取県立武道館で開催される、第1回西日本大会に男子団体が出場します。

第1回のうったてとなる大会なので、大会の雰囲気等も不透明ですが多くの経験値を得て、

今後の大会への糧とできるよう、全力で臨みたいと思います。

【弓道部】鳴門市射初め式 結果報告

日  時:R6.1.8(月・祝)

場  所:鳴門・大塚スポーツパーク弓道場

競技方法:近的競技・個人競技、競技後余興的(金的・扇的・月的・干支的・板割)

■各自4射を行い、最高的中者を優勝とする。

■同中の場合は、競射により順位を決定する。

 

本大会も3年生が出場可能な試合で、3年生は竹口・三原の2名が出場しました。

 

≪試合結果≫

(男子)山﨑:2中、大屋敷:2中、板東:残念、向井:残念、大森:残念、藤田:2中、

    山田:1中、上西:3中、藤川:残念、木内:3中、竹口:1中、三原:1中

(女子)明松:2中、小林:1中、田渕:1中、上野:残念、神田:2中、藤坂:3中

※上西・木内・藤坂・明松・神田が順位決定のための競射へ。

 

(2-5位決定のための)[遠近競射](男子)

上西:×

木内:○

 

(3-5位決定のための)[遠近競射](女子)

明松:×

神田:×

 

 

(優勝決定のための)[射詰競射](女子)

藤坂:○

 

 

 

 

 

結果… 

藤坂:優勝!! 

神田:第3位!! 明松:第5位!!

木内:第3位!! 上西:第5位!!

(扇的)竹口!! 

(月的賞)藤坂:睦月!! 山﨑:如月!! 

     山田:弥生!! 三原:皐月!!

     田渕:文月!! 明松:葉月!!

     竹口:霜月!!

(板割)板東!! 山田!! 三原!!

 

 

 

鳴門市弓道協会の方々の運営のもと、和やかな雰囲気の楽しい試合となりました。

 

また、天野会長からは講評にて

「選手の皆さんには、全国大会へ出場できるような活躍を今年も期待しています」というお言葉をいただき、

身の引き締まる思いでした。

 

いつも支えていただいている身の回りの方々への感謝の気持ちを忘れず

今後も一日一日を大切に、日々活動していきたいと思います。

 

~次回の試合~

2/4(日)に香川県で開催される阿讃大会へ男子団体が出場します。

新年初の公式団体戦となるので、気を引き締めて臨みたいと思います。

【弓道部】令和6年射初め式 結果報告

日  時:R6.1.6(土)

場  所:鳴門・大塚スポーツパーク弓道場

競技方法:個人競技・近的競技、競技後余興的(金的・扇的)

■各自4射を行い、最高的中者を優勝とする。

■同中の場合は、競射により順位を決定する。

 

 

この試合は引退後の3年生も参加可能です。3年生は藤髙・竹口・三原の3名が出場しました。

3年生にとっては、現役ラストとなる公式戦です。

 

≪試合結果≫

(女子)藤坂:2中、上野:1中、神田:3中、小林:残念、明松:1中、田渕:2中

(男子)藤髙:1中、竹口:2中、三原:3中、上西:皆中、大森:1中、藤川:1中、

    藤田:残念、向井:1中、山田:1中、木内:2中、山﨑:3中、板東:1中、大屋敷:1中

※上西・三原・山﨑が順位決定のための競射へ。

 

(4・5位決定のための)【遠近競射】

 三原:〇、山﨑:×

 

(優勝決定のための)【射詰競射】

上西:×〇〇

 

 

 結果…

 

上西 優勝!! 三原 第4位!!

 

 

 

今大会は新年一発目の公式戦で、うったての試合でした。

試合で選手が弓を引いた本数はほとんどの者がたった4本でしたが、

選手は各々が目標を設定し、 その達成に向けてしっかりと取り組んでいました。

 

中てられた者、中てられなかった者…結果はそれぞれですが、

これに至る過程も含めてしっかりと振り返り、そしてそれを受け入れ、

また次の試合に活かして欲しいと思います。

 

そして、今回優勝した上西、入賞した三原は

中学時代、同じ中学・同じ陸上部に所属し、

ともに夢を追いかけた先輩・後輩の関係です。

 

昨年度3月末に開催された春季遠的大会の時もこのコンビで入賞しました。

その時は三原が優勝、上西が第3位でした。

今大会で後輩である上西が、先輩である三原を追い抜きました。

先輩から後輩へ託されたバトン。

上西がしっかりと三原の意思を引き継ぎ、1位でゴールした瞬間、

そのバトンは黄金色に輝いていたことでしょう。

 

今日この日、1/6(土)射初め式を

「藍住東中学校引き継ぎ式」と勝手に呼ばせていただこう。

 

 

~次回の試合~ 

1/8(月・祝)に鳴門市弓道協会主催の射初め式があります。

今大会から2日後の試合です。ここでの課題を修正し臨みたいと思います。

 

本年も本校、鳴門渦潮高校弓道部をどうぞよろしくお願いします!

【弓道部】第42回全国高校弓道選抜大会 結果報告

日  時:R5.12.24(土)[団体予選•決勝1回戦]

     12.25(日)[団体2回戦•準々決勝•準決勝•決勝]

場  所:東京武道館 大武道場 特設弓道場

競技方法:近的競技・団体競技(3人立)

《団体予選》

各自4射(1団体12射)の的中数上位32チームを通過とする。

※予選通過決定のための競射の場合は、各自1射(1団体3射)の競射を行い、通過チームを決定する。

《団体決勝》

各自4射(1団体計12射)のトーナメント戦方式により勝敗を決定する。

 

《本校男子団体メンバー》

①藤田、②山﨑、③上西、[控]山田

 


本校は12/21から現地入りし、大会への準備を整えました。

10月の全徳島大会より約2ヶ月間、このメンバーで長い道のりを歩んできました。

 
当日を迎えるまでに、上記試合を含めた県大会を3試合、四国大会を1試合経験しました。

その過程で、それぞれ好不調の波がありましたが、

メンバー同士声をかけ合い励まし合いながら、この日を迎えました。

 


《試合結果》

 

【団体予選】(32校/51校が通過)

6中(藤田:2中、山﨑:残念、上西:皆中)

 
この予選で男子団体は7中以上が28チーム出ました。

6中の高校が本校を含め10チーム。

10チームで予選通過校残り4枠を決める競射にもつれ込みました。

 

【決勝進出をかけた競射】(各自1射)

2中(藤田:○、山﨑:○、上西:×)

 

この競射での結果は以下の通りでした。

3中:1校、2中:(本校含め)6校、1中:2校、0中1校

 

3中したチームが決勝進出し、残りの3枠を2中のチーム6校で争う2度目の競射となりました。

 

【決勝進出をかけた競射②】(各自1射)

1中(藤田:×、山﨑:×、上西:○)

 

競射2回目の結果は以下の通りでした。

2中:3校、1中:(本校含め)2校、0中:1校

 

 

結果、あと1本足りず予選敗退でした。

 


大事な局面でのあと1本に泣くこととなりました。

今回の試合では様々な不運も重なりましたが、これがチームの現在の実力です。言い訳はしません。

 

しかし、選手達は今日に至るまでお互い励まし合い、鼓舞し合いながら一歩ずつ歩んできました。

試合後もお互いを責めることなく、声を掛け合い、振り返りをしていました。

 
試合ではチームとして充分に力を発揮できなかったけれど、

この全国大会でメンバー4人の強い絆を改めて再認識しました。

この2ヶ月間、苦しい時も辛い時も全員で支え合いながら進んできたこれまでの道のりを振り返ると、

その足跡は鮮やかに光り輝いています。

 

今年最後の公式戦を全国大会の舞台で終えられ、

そして、この4人とともに戦い抜けたこと、本当に心から誇りに思います。

来年のこの時期も、最後は笑顔で終えられるよう、今後ますます精進していきましょう。

 

志は高く!しかし、心はいつも晴れやかに!

これからも"らしさ"を忘れず、しかし常に謙虚に!

鳴門渦潮高校弓道部、これからもよろしくお願いします。 


そして、最後までしっかりと駆け抜けた4人のメンバー、

感動をありがとう。おつかれさま!

 

【徳島新聞記事】

<㊧:12月23日記事、㊨:12月25日記事>

※高画質版はコチラ下

12月23日記事.jpg 12月25日記事.jpg 

 

~次回の試合~

1/6(土)に新年初の公式戦(個人戦)「令和6年 射初め式」、

そして、1/8(月・祝)に鳴門市の射初め式があります。

新年を良いかたちでスタートできるよう、気持ちを引き締めて臨みたいと思います。

 

また、本年も多くの方々に日々支えられ、

本校弓道部、無事年末を迎えられることを感謝いたします。

来年も、ご指導・ご鞭撻のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

では、良いお年をお迎えください。